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「中労委のイ・ウォンボ委員長は辞任しろ」

公共運輸連盟、中労委前決意大会の後にテント座り込みに突入

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2007年11月13日15時19分

中央労働委員会が鉄道労組を職権仲裁に回付したことに対し批判の声が高まっ ている。公共運輸連盟は11月13日の午前、中央労働委員会(中労委)の前で糾弾 決意大会を開き、「鉄道労組ストライキ不法化イ・ウォンボ中労委委員長辞任」 を要求した。集会には約150人の公共運輸連盟に所属する組合員が参加した。

中労委の『鉄道公社労使紛争特別調停委員会』は10月31日、調停案も提示せず 調整満了を宣言し、調整満了宣言の直後に『職権仲裁』回付を決めた。職権仲 裁制度は12月31日には完全に廃棄される予定で、労働界は「中労委が死文化し ている職権仲裁を復活させた」と非難の声を高めている。

鉄道労組と貨物連帯は11月16日に共同ストライキを予定している。

▲公共運輸連盟は今日(13日)、中労委の前で中労委糾弾決意大会を開いた。

集会で公共運輸連盟のイム・ソンギュ委員長は、「悪法だった第三者介入禁止 条項を闘争で撤廃させたように、われわれは代表的な悪法として残されていた 職権仲裁制度を闘争で無力化させた」とし「そのため、この前は釜山地下鉄労 組、ソウル大病院労組も合法ストライキを行うことができた」と指摘して、 「しかし中労委は職権仲裁という死文化した法を復活させ、鉄道ストライキを 不法だと罵倒しており、鉄道公社はこれに支えられて無誠意な態度で交渉を回 避している」とし「中労委を閉鎖する闘争をしよう」と声を高めた。

運輸労組のキム・ジョンイン委員長は「中労委自身も認めるように、職権仲裁 は調整満了宣言の前にするべきだが、権限もない特別調停委員会が調整満了を 宣言した後に職権仲裁回付を決めたのは、手続き的に大きな誤りだ」と今回の 職権仲裁回付の違法性を指摘、「違法を犯したイ・ウォンボ中労委委員長は即 刻辞任すべきだ」と述べた。

集会では最初から最後まで、中労委に対する糾弾の声があがり、職権仲裁と必 須維持業務などと書かれた象徴物を燃やして終わった。

この後、公共運輸連盟は中労委門前にテントを設置し、ここで中労委を糾弾す る座り込みを続ける予定だ。

▲公共運輸連盟は中労委前にテントを張って座り込みに突入した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-11-17 12:15:51 / Last modified on 2007-11-17 12:16:02 Copyright: Default

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