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GM大宇車非正規職支会テント座り込みに突入

解雇組合員35人復職、外注化中断などを要求

チェ・イニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2007年10月31日19時48分

会社側の外注化の試みと雇用不安、深刻な労働組合弾圧で困難に陥っているGM 大宇自動車非正規職支会が10月30日の夕方から仁川市富平のGM大宇自動車西門 の向い側でテント座り込みに突入した。

GM大宇自動車非正規職支会は10月30日午後5時30分から、ニューコア・イーラン ド労組、仁川地域一般労組富平区庁非正規職労働者、建設労組仁川支部などの 労働者約200人の参加で文化祭を開き、テント座込み場を設置した。

GM大宇自動車は9月に非正規職労組が設立されるとすぐ、外注化などを理由とし て組合員35人を解雇し、労組を脱退すれば新規業者で雇用を継承すると言って 懐柔している。非正規職労組との団体交渉どころか、幹部が工場に足を入れる こともできず、労働組合の宣伝戦や集会に元下請労務チームが動員され、暴力 をふるうなど、労使対立が続いている。

GM大宇自動車非正規職支会のファン・ホイン副支会長は、10月27日に焼身自殺 した仁川電気労働者、故チョン・ヘジン烈士に言及して「これまで約1700人の 整理解雇でも足りず、大きな黒字を出していながら非正規職を解雇するGM大宇 があるように、今この社会は労働者の命を呼ぶ社会だ」と批判した。

文化祭に参加した仁川の電気労働者、ミン・ムンギ建設労組組合員は、「スト ライキ131日目に同僚を失って三日間夜を明かし、まともな精神状態ではなく、 何を言うかわからない」としながら「数えきれないほど、企業が産業安全法に 違反して行った不法行為を告発したが、政府が無視して傍観するので、それで (チョン・ヘジンの)鬱憤が爆発したのか...」と言ったまま言葉をつなぐことが できなかった。

ミン・ムンギ組合員は「後で音がしたので振り返ると、火柱が上がっていた」 と当時の状況を伝え、「必ず勝って、烈士の遺言を必ず実現してやりたい」と 語った。

一方、GM大宇自動車の労務チームは、文化祭とテント座込み場を設置している 間中、反対側で彼らを警戒して見守っていた。非正規職労働者への暴力的な労 務管理で有名なGM大宇自動車だけに、テント座込み場の強制撤去事態も憂慮さ れている。

建設労組仁川電気分科をはじめとする地域の闘争事業場の現況を共有しながら、 歌公演、映像物上映などの文化祭を行ったGM大宇非正規職支会は、その後テン ト座込み場を拠点に闘争を続けるという。イ・デウGM大宇非正規職支会支会長 は「解雇組合員の復職、外注化中断などを要求しており、会社に労組を認めさ せるように闘争する」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-11-05 04:18:00 / Last modified on 2007-11-05 04:18:00 Copyright: Default

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