ソウル大病院分会、10日午前7時にストライキ突入を予定

非正規職正規職化、構造調整中断、医療公共性拡大が主な要求

公共労組医療連帯ソウル大病院分会が10月2日から5日まで争議行為賛否投票を 行った結果、在籍組合員2117人のうち1671人が投票し、83.2%の賛成率で争議行為 を宣言した。そのためソウル大病院分会は10月9日の夕方にストライキ前夜祭を 開き、10日の午前7時を期してストライキに突入する予定だ。

ソウル大病院分会は報道資料で「5月23日の1次団体交渉をはじめ、31回の団体 交渉を行ったが合意できなかった」と明らかにした。ソウル大病院分会は、 9月21日に争議行為調整申請を労働委員会に提出した。

ソウル大病院分会の会社側への核心要求は、△労使合意履行、△非正規職正規職 化、△構造調整中断、△医療公共性拡大だ。

具体的に労組は2006年に非正規職と関連して、労使が239人の非正規職を段階的 に正規職化することついての履行と、1年以上勤務する非正規職の正規職化を要 求しており、2005年に合意した年俸制、チーム制などの導入禁止と現在ソウル 大病院に入っている構造調整専門会社のエルリオ&カンパニーの撤収、二人部屋 病室料の値下げと保険適用病室拡大および選択診療制廃止、来院患者増加と医 療装備の増加にともなう病院人材の補充と勤務党看護師数の拡大による医療サー ビスの質の向上、院内CCTVの設置禁止、事務技術職自動昇級制と運営機能職号 俸間の差額値上げを要求している。

ソウル大病院分会は「交渉を始めて4か月が過ぎたが、労働組合の要求に病院は 何の案も提示しないまま、構造調整強行だけを固守している」とし「病院側の 前向きな態度の変化がない限り、闘争の強度を高めていく」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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