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[速報]KTX乗務員が鉄道公社ソウル本部を奇襲占拠

チェイニ記者

ストライキ9日目のKTX乗務員が、今日(9日)午後5時30分頃、鉄道公社ソウル地域 本部を奇襲占拠した。組合員約350人は、寝袋と敷物を持ち、建物1階ロビーを 完全に占拠し、釜山KTX支部乗務員が玄関の前を埋めている。現在は鉄道公社 の公安員約50人が駐車場で待機している。

KTX女性乗務員、鉄道公社奇襲占拠・動映像

2006年03月09日19時33分

http://media.jinbo.net/news/view.php?board=news&id=35539

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


KTX支部、鉄道公社社長面談要求無期限座り込み突入

「携帯メールで解雇通知する横暴には、 もう我慢できない」

チェイニ記者 flyhigh@jinbo.net

[速報]KTX女性乗務員、鉄道公社ソウル本部奇襲占拠

KTX女性乗務員、鉄道公社奇襲占拠・動映像

9日午後5時35分を期して、ソウル駅裏にある韓国鉄道公社ソウル地域本部を占 拠したKTX列車乗務支部が、鉄道公社の李哲社長との面談を要求して座り込み を続けている。

ソウル地域本部のロビーを占拠したソウルKTX支部組合員約250人は「鉄道公社 は覚醒しろ」、「李哲社長は直ちに出てこい」などのスローガンを叫んで約一 時間半ほど座り込みをした。釜山KTX支部組合員約100人は、ソウル地域本部の 玄関前階段でともに座り込みをした。これに対し、ソウル駅にいた鉄道公安員 約50人が投入され、一時緊張感が漂った。

ソウルKTX支部組合員が長期座り込みに備えて寝袋などを持ち、鉄道公社ソウル地域本部に入っている。

鉄道公社が緊急配置した公安員

「KTX観光レジャーは鉄道公社と癒着関係の不良企業」

ソウルと釜山KTX列車乗務支部は「携帯メールで解雇通知する鉄道流通の横暴 にはもう我慢できない。李哲鉄道公社社長は即刻人権蹂躙をやめ、KTX乗務員 と対話に応じろ」と要求した。彼らは座り込みにあたっての報道資料で「私た ちの行動は、平和に戦う私たちを踏みにじるため、あらゆる卑劣な手段をつく す鉄道公社と鉄道流通への最小限の意志表示だ」と明らかにした。

KTX支部は、鉄道流通が組合員70人に対し、携帯メールを使って職位解除を通 知したことについて、「鉄道流通の背後で鉄道公社が陣頭指揮している」とし、 「そうでなければ、4月30日には請負契約が満了する会社がこれほど卑劣な方 法で乗務員を弾圧することができようか」と反問した。

また、鉄道公社がKTX乗務業務を委託しようとしているKTX観光レジャーに対し ては「2005年の監査院監査で不良企業と判定され、売却・清算の対象に指定さ れた会社であり、遺伝ゲート事件で拘束された王某氏が理事だった会社であり、 その他にも鉄道公社経営陣出身者が主な役員になっている会社」とし、「そん な会社になぜKTX乗務員が委託されなければならないのか」と訴えた。

ソウルKTX支部組合員250人がソウル地域本部ロビーを占拠してスローガンを叫んでいる。

釜山KTX支部組合員100人はソウル地域本部玄関階段で一緒にスローガンを叫んだ。

KTX支部によれば、鉄道公社はKTX観光レジャーの赤字を鉄道公社職員の海外研 修イベントの名目で埋め、管理者の派遣はもちろん、物品販売サービス権も与 えて特典を与える癒着関係と指摘している。

「知らないふりをする李哲社長に尋ねたいことがある」

午後7時からは鉄道労組ソウル地方本部所属の組合員約500人が合流し、前庭で 「ソウル地方本部職位解除撤回、鉄道現場弾圧粉砕決意大会」を開いた。

決意大会で発言したソウルKTX支部のミンセウォン支部長は「拠点の楊平で散 開闘争をしていた時に公権力が投入され、生まれて初めて体験する恐怖にも震 えた。復帰命令の後、一緒にいたソウル列車乗務支部の同志を見送って、公社 が力づくで押している現実が悲しく腹が立った」とし「残って戦うまで、ずい ぶん心が揺れて大変だったが、釜山KTX支部が合流した後、350人が力を合わせ て戦い続けることを決意している」と経過を報告した。

ミンセウォン支部長は「使用側の解雇通知に対し、目を開いて静かにやられて ばかりはいられなかった。国民ではないかのように、職員ではないかのように、 弾圧する政府と鉄道公社に対して退くことはできなかった」とし、「知らない ふりをする李哲社長を相手に『なぜKTX乗務員を委託しなければならないのか』、 『鉄道労働者を委託するのは責任を負わないためか』、『あなたには人件費を 節約することが、国民の生命と安全よりも重要なのか』と尋ねたかった、こう でもすれば、李哲社長が顔を出してくれるかと思ってきた」と叫び、KTX支部 の組合員に涙を流させた。

チョンヘイン釜山KTX支部長、ミンセウォン ソウルKTX支部長をはじめとする鉄道労組ソウル地方本部所属支部長らが決議文を朗読している。

鉄道労組ソウル地方本部が"職位解除撤回、鉄道現場弾圧粉砕決意大会"を開き、KTX支部組合員と共に闘争することを決意した。

KTX支部の組合員は、李哲社長が姿を表わすまで鉄道公社ソウル地域本部で無 期限の座り込みをする計画だ。ソウル地域本部の周辺には警察バス約10台が配 置され、知らせを聞いた労働者と労働社会団体の会員が強制解散に備え続々と 集まっている。

2006年03月09日21時05分

http://media.jinbo.net/news/view.php?board=news&id=35544

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-03-10 04:56:02 / Last modified on 2006-05-20 05:03:46 Copyright: Default

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