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「決して諦めずに現場を守る」

[鉄道ストライキ] ソウル地方本部、龍山駅で決意大会を開いて現場に復帰

イコンマム記者 iliberty@jinbo.net

闘争命令5号、「3月4日19時までに復帰し、現場闘争を組織」

全国鉄道労組ソウル地方本部所属組合員2千人は午後2時龍山駅に集結して集会を開き、委員長闘争命令により現場闘争に転換した。/ヨンオ記者

龍山駅では約2000人の鉄道労組ソウル地方本部組合員が集まって、決意大会を 開いた。この場でソウル地方本部の金ジョンミン委員長はキムヨンフン鉄道労 組委員長の闘争命令5号を代読した。

「地本および支部争対委は、頑強にゼネスト闘争を死守した1万組合員の闘争 の意志を集め、地区と支部別の決意大会を開いて3月4日19時まで復帰し、現場 闘争を組織せよ」という闘争命令を発表した。ソウル地方本部の金ジョンミン 委員長は「われわれは決して負けはしない。現場に戻って、再びストライキを 組織しよう」と訴えた。これに対し、龍山駅に集まった組合員は力強く「闘争」 で答えた。

ソウル地方本部金ジョンミン委員長、「決して諦めない」

ソウル地方本部の金ジョンミン委員長は「4日間われわれは疲れを知らずに闘 争し、攻撃的な散開闘争で対抗した」とし、「われわれはまた動き始め、鉄道 の現場を守り、正しい道に進軍するだろう。決して諦めない」と強調した。続 いて「われわれは頑張って戦った。私たち自身を信じている。この気持ち一つ をもってまた闘争しよう」と大声を上げた。

現場闘争命令が下され、鉄道労組の組合員は目に涙をいっぱい浮かべながら再 び闘争することを決意した。金ジェギョン清涼里機関車乗務支部長は現場復帰 命令に対して「残念だ」という言葉で評価した。金ジェギョン支部長は「敗北 した戦いだが、最初から最後まで一緒だったという信義と団結の意志を確認し たという、最大の成果を勝ち取った」と伝えた。

公権力の行き過ぎた介入で鉄道労使の自主的交渉が不可能になった

今回の現場復帰命令には、公権力の過度な弾圧とマスコミの悪意的な報道で世 論が悪化したことが大きく作用したものと見られる。チョヨノ鉄道労組宣伝局 長は「組合員が散開闘争をする先々に警察が押しかけ、むちゃくちゃに捕まえ て行き、これ以上の散開闘争が続けることが困難だった。マスコミは鉄道労組 の要求事項は報道せず、世論を糊塗するだけだった」とし「そのため鉄道労組 がこれ以上の散開闘争を続けることはとても困難だった」と現場復帰闘争を決 めるまでの背景を説明した。

組合員はまた現場に戻り、使用側の現場弾圧に対抗して闘争を続けることを計 画している。チョサンス鉄道労組報道官は「現場に戻って、使用側の大量懲戒 を粉砕する闘争を行う。政権の職権仲裁に対抗し、労働悪法撤廃と自主的交渉 を勝ち取る闘争を続ける」とし、「これは民主労組を死守する闘争につながる だろう」と今後の闘争方向を説明した。

職種、地域、正規職、非正規職を超え、一つになった鉄道ストライキ

鉄道労組4日間のストライキに対して、チンジュンファ鉄道労組組織局長は、 △地域、職種の区別なく1万8千組合員の団結で威力的な闘争を組織、△正規職、 非正規職を超え、労働者の団結を強化、△公共鉄道の意味を社会化、△鉄道労 働者への常時的な構造調整粉砕の意味を社会化、△解雇者復職を要求に、労働 者の義理を確認、△職権仲裁などの政権の弾圧に対抗し、正面突破する闘争の 組織、△公共運輸組織の連帯闘争強化、といった意味を評価した。また「この 闘争は、組合員が始め、組合員が終わりを決める闘争だ」と強調した。

この後、鉄道労組組合員らは龍山駅で各支部別に短く決意大会を行い、現場に 戻った。組合員は互いに肩を叩き合いながら、互いを励ましてこれからの強力 な闘争を決意する力強い声を集めた。

龍山駅に集まった組合員は集会開始前にまた鉢巻きを巻いた。/ヨンオ記者

委員長闘争命令により現場に復帰する組合員/ヨンオ記者

2006年03月04日15時50分

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-03-05 02:44:49 / Last modified on 2006-03-05 02:44:50 Copyright: Default

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