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ハンナラ信じて足元をすくわれた民主労働党

とにかく本会議での採決防止に総力戦

党-二大労総協調回復にも神経

民主労働党は、ハンナラ党を信じて足元をすくわれた。非正規職法処理を4月 に先送りすることにした先月22日の『野4党院内代表合意』は五日後の27日夜、 一瞬にして破棄された。

だがこの日の処理はすでに予告されていた。イギョンジェ環境労働委員長は、 野党4党合意直後の23日「2月の会期中に全体会議を招集して処理する」と明確 に語っていたためだ。だが民主労働党は李委員長の言葉を信じなかった。院内 代表が合意したのに、常任委員長が果たしてこれをひっくり返して処理できる かという考えであった。

民主労働党のこうした判断は27日の昼間まで続いた。環境労働委が幹事協議を 開くという事実を知っいたが、民主労働党は党役員の『非常待機令』を解除し た。相変らず院内代表合意の『効力』を信じていたということだ。だが、民主 労働党の予測は完全にはずれた。民主労働党のこうした『判断』ミスは、非正 規職法の環境労働委処理を防ぐことに失敗した最大の理由になった。

民主労働党は環境労働委処理の直後、すぐ法司委を占拠して座り込みに入った。 法案処理までのステップを遮断するという意味だ。民主労働党はひとまず本会 議法案の処理を防ぎ、残された一ケ月間に政界と労働界、政府の対話を要求す る計画だ。

本会議が予定されている2日に民主労働党が国会前で『総決起大会』を開く。 ムンソンヒョン党代表は1日、党員に携帯電話音声メッセージを送り「今こそ 戦う時」と集会への参加を促した。民主労総も同時刻に同じ場所でゼネスト集 会を開く計画だ。

民主労働党はこれを契機に昨年11月30日、非正規職法最終案の発表で多少疎遠 になっている韓国労総との連帯にも注力している。ムンソンヒョン代表は28日、 韓国労総代議員大会に参加し、指導部と共同対応を議論した。韓国労総は28日 の代議員大会で採択した特別決議文で「ウリ党とハンナラ党の野合、民主労働 党の無責任な原則厳守など、与野党の党利党略により非正規法案が改悪された」 とし、「受け入れない」と明らかにした。

チョサンギ記者westar@labortoday.co.kr

2006-03-02午前9:35:48入力(c)毎日労働ニュース

原文

翻訳/文責:安田(ゆ)


Created byStaff. Created on 2006-03-02 15:39:12 / Last modified on 2006-03-02 15:39:13 Copyright: Default

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