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韓米FTA反対...ロウソクの火を灯し続ける

25日普信閣前、 盧武鉉大統領・狂牛も共にしたキャンドル文化祭

ラ・ウニョン記者 hallola@jinbo.net / 2006年11月26日11時23分

22日の韓米FTA交渉中断を要求する国民総決起大会の後、彼らは暴力論争でに ぎわっている。自分たちだけで押収捜索令状を発行し、執行し、当事者が知ら ない出頭要求書がやたらと送られてくる。

言論は「暴力」を、政府は「根絶」を語るが、韓米FTA交渉を一方的に始めた 後、平沢米国基地移転を強行し、軍隊を出して住民が暮す場所まで破壊した後、 光化門の鍾路一帯を埋めたロウソクの火は全国各地で灯し続けられている。

25日の夕方7時、鍾路普信閣前。もちろんロウソクの火は灯された。韓米FTA交 渉中断! 米国産牛肉輸入反対! そして最近政府の弾圧攻勢をさらに強固に勝ち 抜いて行こうという決意を集めて三三五五集まった。通りがかりの人々は足を 止め、地下鉄の鍾閣駅を出るとまず初めに会う人は片手にチラシをいっぱいに 持って配っている人だ。

これまで続いてきたキャンドル文化祭で、みんなが先手を打つ。主催側の助け がなくても勝手にロウソクを用意して自分の手に握って来る。地面に敷く物は、 自分で用意してやってくる。ロウソクに火をつけるのも慣れた。鋭い冬風にも 消えないように、技術的にロウソクの火を地面にたてておく。

文化祭が開かれている場所の周辺には宣伝物が配置されていて、署名も行なわ れている。前後左右で宣伝戦をする頼もしい人々もいる。通りすぎる外国人観 光客は、狂牛人形をかぶった人と写真を撮ってくれと言う。盧武鉉とブッシュ の人形をかぶった人々はピケを持って視線を集める。

文化祭に参加した文芸活動家は、歌で自分の悩みと生活の戦争を語る。歌を始 めて、ずっと聞き取れない音を出していた文芸活動家がしばらく歌を止める。

「こうするつもりで来たのではないのですが、こうなっちゃいました。申し訳 ありません」

そうだと思って聞いていた人々。予想できない彼の反応に皆が通り過ぎる。拍 手と笑いが出てくる。その歌の題名は意味深長にも'トングニョン'だった。

アンコールが、拍手が溢れで、続く2番目の歌..

「私が歌う歌は冷凍ギョーザのようなもの〜」

この日の文化祭で発言を申し込んだ人々は、今の言論弾圧と公権力の攻勢に押 されまいと、互いに力を分ける。

「テロ鎮圧武器の『テイザーガン』が登場したということは、政府と警察、彼 らが韓米FTA交渉に反対する国民をどう見ているるかを明確に見せる例です。 彼らは自信を持って世論を誘導しているのではなく、恐れに震えています。反 対する私たちが萎縮して恐怖を感じるように圧迫しているのです。今根絶され るべきは、韓米FTA交渉、戦争参加政策、労働弾圧の現実です。29日、もっと 強力な闘争でこの政府を懲らしめましょう」

キャンドル文化祭のクライマックスは皆が立ち上がり、道路にロウソクの火を 持って出ること。鍾路1街の交差点がロウソクの火でぎっしり埋る。一列に並 んだ人たちは、ロウソクと主催者が配った「韓米FTA交渉中断」、「BSE米国産 牛肉輸入中断」のピケを高く上げて見せる。

浮かれた参加者たちはロウソクの火を持って信号パフォーマンスもする。信号 が青に変わると駆け出して、ピケを持って一列に立つ。運転手にピケを持って 見せた後、信号が点滅しはじめるとまた歩道に急いで戻る。一瞬の瞬間を逃す と赤信号で道路に取り残されるので、忙しいパフォーマンスだ。だけど皆が 息を合わせる楽しい仕上げ行事でもある。

鍾路普信閣の前を埋めるキャンドル文化祭は、今年中ずっとそうだったように 明日も、そしてあさっても続くだろう。韓米FTA交渉中断を要求して..

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-11-28 05:24:34 / Last modified on 2006-11-28 05:24:38 Copyright: Default

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