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貨物連帯、12月1日ゼネスト突入宣言

「大韓民国の道路に たった一台のトラックも動かさないようにする」

チェ・イニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2006年11月17日13時15分

全国運送荷役労働組合貨物連帯が17日の午前、民主労総で記者会見を行って、 12月1日からゼネストに突入することを宣言した。貨物連帯は、9日から15日ま で実施した組合員賛否投票で、72.9%の賛成でゼネストを決定している。

貨物連帯は記者会見で「政府与党が昨年、貨物連帯を貨物労働者の代表組織と 認め、標準料率制導入と労働基本権を積極的に検討するといっておきながら、 1年たった今になってあつかましくも前言を翻したことに怒りを禁じえない」 とストライキ突入の理由を明らかにした。

チャムセサン資料写真

貨物連帯は、2005年10月、金ドンユン貨物連帯組合員の焚身で触発されたスト ライキで政府与党から「これまで標準料率制が市場原理により、価格を決める ようにしていたので、弱者である貨物自動車を運営する人々がすべての不利益 を甘受することになり、最低水準を保障する制度を作ろうという趣旨で積極的 に国会で検討する」という答弁を引き出したが、最近になって否定している。

政府は貨物労働者の労働基本権についても「特殊雇用労働者を認め、労働基本 権の保障を議論する」という立場を引き延ばし、最近発表した「特殊形態勤労 従事者保護対策」で経済法的な代案だけを出すなどし、貨物労働者の怒りをかっ た。

貨物連帯は「政府与党は、貨物連帯と貨物労働者、そして国民に対する約束に は全く関心がない。そういう政府を信じて、全国各地で荷主と運送資本が貨物 連帯弾圧に血眼になっている」と怒りを表しながら「政府与党は責任ある態度 で問題解決に出て、標準料率制と斡旋料上限制、労働基本権について、内容の ある代案を提示しろ」と要求した。

また「最後の瞬間まで、円満に問題を解決するために最善を尽くすが、政府与 党が前言を翻して責任回避を続ければ、組織の全力量を動員して、12月1日か らゼネストに突入する」と宣言、「もし政府が状況を誤認して物理力によりわ れわれを弾圧したら、大韓民国の道路上には一台もトラックが動かなくなる」 と警告した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-11-18 14:30:24 / Last modified on 2006-11-18 14:30:25 Copyright: Default

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