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民主労総、ゼネスト総決起、闘争エンジン始動

12日全国労働者大会、15日ゼネスト、22日総決起

チェ・イニ記者flyhigh@jinbo.net / 2006年11月06日15時27分

労使関係民主化立法争奪、非正規権利保障立法争奪、韓米FTA交渉阻止、労働 災害補償法田面改革の四大要求を掲げ、11月12日の全国労働者大会と15日のゼ ネストを目前にした民主労総と加盟組織、傘下地域本部のゼネストの準備が忙 しくなっている。民主労総は、10月31日の第17次ゼネスト闘争本部代表者会議 で決定した通り、ゼネスト賛否投票は来る14日までに延期され、各組織はこれ に伴って賛否投票の成功と現場の組織化に拍車を加えている。

民主労総大組合員用宣伝物/民主労総

10月30日から組合員賛否投票に入った金属産業連盟は総連盟の決定に基づいて、 賛否投票終了の時点を既存3日から10日までに延長した。金属労組をはじめ、 金属連盟内の主な事業場である現代自動車労組、起亜車労組、双龍車労組、大 宇造船労組などは3日までに賛否投票を完了した。GM大宇労組、デルファイ、 現代ハイスコ労組なども8日までに賛否投票を完了、金属だけでも計15万人余 りがゼネストの準備に突入する。

10月28日に連盟が独自にゼネスト決意大会を開催した公共連盟の決意も格別だ。 公共連盟は、所属の労組に継続的にゼネスト賛否投票を促す一方、先月14日か らは役員と中執委員が全国巡回闘争を行っている。今年の3月にストライキを した全国鉄道労働組合も、13日から15日まで争議行為賛否投票と産別転換投票 を同時に実施、圧倒的な差で可決して鉄道労働者の威力をまた見せる勢いだ。

10月20日の代議員大会で下半期総力闘争を決意した建設産業連盟も、特殊雇用 労働者たちの闘争決意で注目されている。建設連盟傘下建設運送労組のダンプ 分会と生コン分会は、貨物連帯と共同ゼネスト企画チームを構成し、10月23日 から28日まで全国巡回宣伝戦を行った。11月12日には全国から上京し、総連盟 のスケジュールより3日早くゼネストに入る計画だ。

これ以外にも、化学繊維連盟、民間サービス連盟、大学労組、保健医療労組、 女性連盟なども総連盟指針に従って賛否投票を行い、下半期闘争を準備してい る。保健医療労組は8日に国会前で大規模集団削髪式を開く予定で、サービス 連盟は10日にサービス労働者決意大会を開くなど、連盟別に闘争の機運が熱く なっている。公務員労組は8日の中央委員会で総連盟闘争方針を議論、全教組 は22日に年次休暇闘争を予定している。

傘下の地域本部でも、大田地域本部が7日にゼネスト闘争宣言記者会見、8日に 京畿本部と蔚山本部がゼネスト勝利決意大会を開くなど、ゼネストの準備をし ている。ソウル地域本部は非正規職労働烈士合同追慕週間を宣言し、追悼写真 展と11日の合同追慕祭を準備している。

現在、民主労総は11月22日に予定されている民衆総決起の成功のために用意さ れた韓米FTA阻止汎国民運動本部時局座り込みに毎週木曜日に参加しており、 民主労総のゼネスト無力化を狙う新公安政局の公安弾圧の強まりに対して強力 な大衆闘争で対応し、進歩陣営の団結で共同戦線を構築すると宣言している。

前の17次ゼネスト闘争本部代表者会議によると、民主労総ゼネスト初日の15日 には、全組合員が6時間ストライキを行い、全国街頭闘争を展開しながら翌16 日には大学修学能力試験日であることを考慮して、午前中の2-3時間ストライ キを検討している。17日からは強度をさらに高め、農民40万余人の闘争が予想 される22日に全面的ゼネストを行うという構想だ。

22日の1次民衆総決起に続き、29日と12月6日に2次、3次総決起が予定されてい る。11月25日には反戦平和実現公安弾圧粉砕集会などを配置している。12日の 全国労働者大会の具体的な戦術とゼネスト点検などは、9日の第18次ゼネスト 闘争本部代表者会議で決定される。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-11-15 00:15:20 / Last modified on 2006-11-15 00:15:22 Copyright: Default

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