本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:アシアナ操縦士労組、スト解散式
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 20050811asiana
Status: published
View


「業務に復帰するが闘争は続く」

アシアナ操縦士労組、 民主労総決意大会に出席後、解散式

チェイニ記者 flyhigh@jinbo.net

民主労総は、11日午後2時に光化門開かれた市民公園で決意大会を開き、 緊急調停権を発動した盧武鉉政府を糾弾した。

この日の午前、俗離山のストライキ集結地からバスに分乗して光化門に移動し たアシアナ航空操縦士労組の組合員たちをはじめ、約千人が参加した決意大会 で民主労総は、「錦湖資本に対する糾弾闘争とキムデファン労働部長官退陣闘 争を展開する」と明らかにした。

大会発言をしたイスホ民主労総委員長は「今、新しい戦場に行くアシアナ操縦 士の同志を励ます」とし、「緊急調停権発動は初めから錦湖グループが望んで いたことで、ついに政権が発動したことで歴史の水車を逆転させたが、闘争を 続ければ最後の勝利は同志たちのもの」と話した。また「労働運動を弾圧する ために緊急調停権が発動されたのだから、民主労組全体が闘争の課題を抱える ようになった」とし、「これから進められる闘争に公共連盟と共に戦う」と述 べた。

ヤン・ギョンギュ公共連盟委員長は「絶対、国民の安全に甚大な威嚇を加えな い状況で、政府が緊急調停権を発動したのは、結局資本の手先であることを認 めたこと」としながら「使用側が何度も譲歩案を出したかのように強調してい るが、実際は労組無力化以外に何も期待していなかった」と、政府とアシアナ 航空使用側を糾弾した。同時に「アシアナ航空という事業場だけの問題ではな く、70万組合員全体に対する宣戦布告なので、団結闘争で突破しよう」と要求した。

*金ヨングン アシアナ航空操縦士労組委員長*

アシアナ航空操縦士労組の金ヨングン委員長も演壇に上がり、「安全運航だけ のための私たちの要求が無惨に踏みにじられた」とし、「今は、ストライキを 中断して業務に復帰するが、闘争は続ける」と宣言した。大韓航空操縦士労組 とアシアナ航空労組の闘争に対しても「最後まで支持して闘争する」と話した。 金ヨングン委員長は演説の開始と終了時に「共に闘った同志のみなさんに感謝 する」と帽子を取って腰を曲げて挨拶した。

この日の決意大会には、ストライキ闘争を45日間行っているヘテ製菓労組組合 員が大挙参加し、アシアナ操縦士労組と互いに拍手を送りながら励ます姿を見 せた。ペ・カンウク化学繊維連盟委員長は「ヘテ製菓社側が前向きの案を提示 することになり、ストライキを終える準備をしていたのに、アシアナ操縦士労 組に対する緊急調停権発動の知らせを聞いてこれを撤回した」と伝え、「政府 は菓子会社にも緊急調停権を発動しようとするのか」と批判した。

その他に、大韓航空操縦士労組と、9日に争議行為を決議したアシアナ航空労 組が決意大会に参加したが、地下鉄労組、貨物連帯など、当初、連帯闘争を決 意した運輸連帯所属の労働者は数人の幹部を除き参加しなかった。

アシアナ航空操縦士労組の組合員は、決意大会を終えた後、バスで金浦空港に 移動して解散式を開いた。業務復帰は12日から実施し、緊急調停権発動以後、 与えられた期間に合法的な手続き内で、今回の事態に最大限対応する計画だ。

2005年08月11日18時58分

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2005-08-12 06:48:44 / Last modified on 2005-09-05 08:17:03 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について