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News Item 20050728asiana
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「アシアナのストに緊急調停権を発動すれば直ちに連帯ストライキ」

大韓航空、鉄道、地下鉄、都市鉄道の 連帯ストライキを組織

チェイニ記者flyhigh@jinbo.net

*民主労総*

アシアナ航空操縦士労組のストライキ12日目をむかえる28日、民主労総と公共 連盟、運輸連帯などが記者会見を行い、△アシアナ操縦士労組に対する悪意的 な誹謗の中断、△集中交渉により早期にストライキ事態の解決などを要求した。

イスホ民主労総委員長、ヤン・ギョンギュ公共連盟委員長、金ヨンフン鉄道労 組委員長、シンマンス大韓航空操縦士労組委員長などが参加したこの日の記者 会見で、彼らは操縦士労組の核心要求が「安全運航の保障」であることを繰り 返し明らかにし、「一部でこのような核心要求を無視して副次的要求を取り上 げてストライキを罵倒しているが、これは労働組合と国民を反目させようとす る不純な策動」とし、最近の報道に見られる態度を批判した。

彼らはまた歪曲報道と外部介入は事態を悪化させるだけとして、ストライキ事 態の長期化の背後が政界にあるのではないかという疑惑を提起した。実際、最 近与野党の議員が「高賃金勤労者労働三権制限」、「航空産業に必須共益事業 場指定」といった発言で、法改正の議論まで試みている。

民主労総は記者会見で「万一にでも緊急調停権が発動されれば、大韓航空操縦 士労組は直ちに連帯ストライキに突入し、鉄道、地下鉄、都市鉄道公社の連帯 ストライキを組織する」と警告し「民主労総次元でも総力をあげて、対応を組 織する」と明らかにした。

アシアナ航空使用側に対しては「真剣な交渉ではなく言論罵倒、緊急調停権の 要請など、外部の力を借りて事態を解決しようとしている」とし、「二大操縦 士労組の怒りは非常に高い状態」と警告した。「アシアナの操縦士たちは12日 間、およそ400人の隊伍を堅固に維持しているのは、それだけ多くの不満が累 積しているから」という分析だ。

これについて民主労総は「今日(28日)から日曜日までの集中的な交渉で事態を 決着させよう」とし、一日も早い事態の収拾を要求した。

なお鉄道、ソウル地下鉄、ソウル都市鉄道、釜山地下鉄、大邱地下鉄、光州地 下鉄、仁川地下鉄労働組合で構成された全国軌道労働組合連帯会議(軌道連帯) もこの日声明で「緊急調停権」を語る政府と経済人総連、保守言論を動員し、 労組を圧迫する使用側を強力に批判し、緊急調停権が発動されれば「4万の全 国軌道労働者が立ちあがり強力な闘争で対抗する」と宣言した。

2005年07月28日17時56分

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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