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News Item 20050720hosp
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保健医療労組、20日「12拠点」無期限ストライキに突入

交渉は持続の方針.. 10余り核心の争点で意見の相違

ムンヒョング記者

*19日の産別ゼネスト勝利のための非常総会前夜祭 保健医療労組*

保健医療労組が20日、12の大型病院を拠点として無期限ストライキに入った。 労組はストライキを行いながら「最大限早期の円満な妥結のために集中マラソ ン交渉を続ける」という方針だ。

病院労使は19日午前から20日未明までの徹夜交渉を行い、唯一交渉団体認定・ 産別協約自動延長・保健年代記金造成・使用者団体構成などの一部の項目で 合意したことで、ストライキ前の妥結が予想されることもした。

しかし重要争点のうち、△週5日制全面実施△非正規職正規職化と雇用保障 △保健医療産業最低賃金(82万5,509ウォン)などで意見の差を狭められなかっ た。賃金についても、労組側が9.89%を要求しているのに対して 使用側は2%引き上げ案を固守して、大きな差を見せた。

産別交渉が決裂し、保健医療労組は予定通りにこの日の午前07時を期して、 12の大型拠点病院でストライキに入った。

労組は「支部交渉を妥結した病院も、産別交渉が終るまでは拠点病院を中心に ストライキを行う」という計画で、現在、ストライキに突入している支部の数 は20か所余りに達するものと把握されている。

全面ストに突入した支部は、ソウルの漢陽大医療院、高麗大医療院、梨花医療院 をはじめ、20個所余りの病院で、全北大病院、順天医療院など5つの病院が 部分ストに入った。

しかし当初は21の拠点病院中キョンヒ医療院など9つの拠点病院がストライキ 突入を控え、次々と支部交渉が妥結したことにより、実際にストライキに参加 している組合員の数字も減っているものと把握されている。

ストライキを控えてこれらの病院では△ユニオンショップ△週5日制施行にと もなう人材補充など「破格で前向きな案を提示した」と保健医療労組は述べた。 らかにした。

保健医療労組はこの日の午前、拠点病院別に出征式を開いた後、午後1時に ソウル駅で予定されている二大労総の記者会見と決議大会に参加する予定だ。

現在、労組が要求している5大産別協約の54条項中、24条項は意見が接近した 状態で、10余りの重要争点だけが残っている。病院労使は早期に妥結する 可能性もある。

一方、19日に労働委員会は保健医療労組各支部に対する調整結果を発表し、 高麗大医療院・漢陽大医療院などの6つの病院と、来る22日に調停期間が 満了する地方公社医療院の23の病院に対して「条件付き職権仲裁保留」を決めた。

2005年07月20日10時21分

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2005-07-20 21:35:22 / Last modified on 2005-09-05 08:17:00 Copyright: Default

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