保健医療労組、8日の一日ストライキを撤回

崔ハウン記者

保健医療労組が8日に予定されていた一日ストライキを電撃的に撤回した。

保健医療労組は午前9時30分、汝矣島の開かれた公園で記者会見を行い、スト ライキ撤回を公式に宣言した。この決定は、7日深夜12時頃、中央労働委員会が 職権仲裁回付を決めたことで、ストライキを強行した場合、不法ストライキに なることを恐れたためという。

保健医療労組は記者会見で「中労委の職権仲裁回付決定は労使間の自主的な 交渉に打撃を与え、産別交渉に冷水を浴びせる行為」と非難した。

労組はまた「今回のストライキに関し、政府と病院使用者の間で事前の謀議が なかったのか、シンホン中央労働委員会委員長が労働部や大統領府から圧力を 受けなかったのかという疑惑を提起せざるをえない」とし「シンホン委員長は、 この疑惑を解消するために良心宣言をしろ」と要求した。

労組は今後のストライキ戦術について、8日の午後5時に緊急闘本会議を開催し、 対策を議論する。また、7月11日の全国支部長会議で、全支部次元の決死抗戦 闘争計画を確定する予定だ。

保健医療労組は先月22日中労委に争議調整申請を提起して調整期間直後の8日 に一日ゼネスト、20日前後の全面ストなどを予告してきた。

2005年07月08日13時46分

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容（仮訳）に従います。

保健医療労組が中労委を占拠、「職権仲裁外圧の実体を明らかにしろ」

崔ハウン記者

保健医療労組産別ストライキに対する職権仲裁回付決定に怒った保健医療労組 と民主労総指導部は8日の午後2時30分から中労委員長室を占拠した。

保健医療労組と民主労総指導部はシンホン中労委委員長が職権仲裁回付を決め た『本当の理由』を公開することを要求している。これに対してシンホン委員 長は、「保健医療労組に愛情を持ってするべきことをした。公務を遂行しただ けだ」と外圧説を否定したと伝えられた。

保健医療労組と民主労総は外圧の実体が明らかになるまで、この場を離れない とし、3時30分から略式集会をするなど、占拠を続けている。

保健医療労組は7日の深夜12時頃、中労委が職権仲裁回付を決定したことで、8 日に予定されていた一日ストを撤回した。職権仲裁に回付された事業場は、そ の後15日間は争議行為ができず、この期間中に争議行為に突入すると不法スト ライキと見なされる

2005年07月08日16時45分

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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