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LNJ Logo 韓国:蔚山建設プラント労組委員長インタビュー
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News Item 20050527ulsan1
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「今は組織を収拾して未来を約束すべき時」

[インタビュー]パクヘウク蔚山建設プラント労組委員長

ムンヒョング記者

記者は27日、蔚山建設プラント労組闘争に関する多者間交渉が進められている 家族文化センターで、現在手配中のパクヘウク蔚山建設プラント労組委員長に 会った。闘争が終盤に近づいた時点で彼の心境と労組活動に対する今後の構想 を聞いた。

*これまでどこにいたのか?*

組合員の家を転々としていた。

*いろいろなことがある時期だったが健康はどうか*

それでも風邪はひかず、よく食事も食べた。

*ストライキが終盤に至ったようだが*

本当に重労働の難しい道だった。組合員の生活がとても困難で、あまり豊かな 状況でない。2ケ月以上働けなかったので生計がどれほど難しいか。なんとか ストライキを早く終わらせて、現場に帰らなければならないと考えた理由がそ こにある。

*組合員とのコミュニケーションは*

まだ一席に集まることはできないが、そろそろ話をしなければならない。 みんな追跡されるので、組合員とまともに電話もできなかった。

*交渉結果をどう思うか*

とても不満だ。組合員はかなり残念だと思だろう。しかし、組合員の生活が あまりにも困難で、今年一年だけ労働運動するわけでもない。 もっと組織して、現場を強化することが残された。

*ストライキ後、拘束、手配など大規模な弾圧が予想されるが*

労組の主な幹部は4-50人くらいいるが、みんないってしまえば(拘束されれば) 労組がどこに向かうのか、山に登ってしまうのではないかと思うほど深刻な状況だ。 組合員と真剣に対策を話さなければならない。

私ひとりの法的な問題なら神経を使うことはないが、どう組織をまとめて行く のか心配だ。誰か、力のある人たちが立ち向かってほしい。これまでは公権力 の弾圧が非常に激しかったが、今、立ち向かう人がいるのか、探さなければならない。

*三歩一拝事態など警察の態度が問題が多かった*

警察が事故を起こしているという気がする。労働組合は生きて動いている団体で、 合法的な労組活動は保障すべきではないか。事業場の前にも行けないようにして、 同志の前で説明もできないようにして、委員長(イスホ委員長を指す)まで 手足を持って引っぱり出すなんてまともな話か?

*ストライキ当時難しかった点は*

最初は組合員2千人程度を組織できると見て始めた。ところが、警察が遮って 組合員にストライキ参加を説得できなかった面がある。警察がそうでなければ、 これほどストライキはつらくなかっただろう。たぶん1ケ月中に終わらせるこ とができたことだと思う。今後、どんな労組がストライキをしても、正当な組合 活動は保障しなければならない。

*最後に組合員に一言*

闘争は全国に知らされたが、不足な点もなく、立派な闘争だったと評価する。 もちろん結果には満足していないが、蔚山の大企業を相手に取り出した結果と いう点で決して小さくない。今は組織を収拾して未来を約束すべき時期だ。 互いを慰労しながら、このまま進み続けよう。

2005年05月27日17時26分

原文

翻訳/文責:安田(ゆ)


Created byStaff. Created on 2005-05-28 14:30:20 / Last modified on 2005-09-05 08:16:46 Copyright: Default

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