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韓国:公務員労組指導部ハンスト突入
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公務員労組指導部ハンスト突入

「政府の特別法案阻止」全身を投じて 暴力政権に抵抗する

ラウニョン記者 hallola@jinbo.net

公務員労働組合のキムヨンギル委員長をはじめとする副委員長6人が 12月1日から「政府の欺瞞的な特別法案阻止」のために無期限の ハンストに突入した。公務員労組は記者会見で 「継続している一連の政府の暴力政権に抵抗する」と決意を明らかにした。

公務員労組は「政府は無慈悲な弾圧でも足りず、 今は全然公務員労組を抹殺しようとして労組関連の各種広報物の除去、 インターネットホームページ労組サイトの除去及び検索禁止、 ホームページ労組関連宣伝扇動文をIP追跡して司法当局に告発、 労組脱退留保など、過去の軍事独裁時期にも見られなかった 暴力をふるっているのが盧武鉉政権の本質だ」と声高く批判した。

特に公務員法について「政府の案は、既存の職場協議会法より後退した 労働組合弾圧法」だと指摘して 「稀な悪法である公務員労組特別法案を廃棄して 国会環境労働委員会の議員は政府が公務員労組を改革のパートナーとして認め、 対話の場に出てくるように架け橋になってほしい」と要求した。

さらに逮捕令状が発布されている全国公務員労組のチョンヨンヘスポークスマン、 ヒョンインドク対外協力室長、ソヒョンテク政策企画室長、 カンスドン教育宣伝室長の4人が今日(12/1)、永登浦警察署に自主出頭した。 4時30分現在、関連の調査を受けていている。これについてチョンヨンヘ スポークスマンは 「まだ調査が進行中で、警察の調査を早く終えて闘争に集中するために自主出頭した」 と述べた。

一方、全国公務員労組は去る29日から 「不当懲戒撤回、政府立法案阻止、公務員労働三権保障」を要求して 国会前での籠城闘争に合流した。 公務員労組は、政府が法案処理を強行して本会議に渡された場合、 物理力を動員して法案の処理を防ぐことを決意して国会前籠城を始めた。

しかし30日午前の徒歩行進後、整理集会の途中で警察兵力が投入され、 国会前で無作為に強制連行するという事件が発生した。 現在調査を受けているのは5人で、2人は連帯団体会員、 3人は公務員労組組合員であると知らされている。

原文

翻訳/文責:安田(ゆ)


Created byStaff. Created on 2004-12-02 22:10:10 / Last modified on 2005-09-05 08:16:23 Copyright: Default

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