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韓国:民主労総全国16万の労働者がゼネストに突入
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民主労総全国16万の労働者がゼネストに突入

26日、全国398の事業場が参加… イスホ「政府・与党はわれわれの闘争の前に停滞するだろう」

26日、民主労総は非正規改悪案廃棄などを要求して 時限付きゼネストに突入した。13の産別連盟と地域本部職場加入労組398事業場、 計16万人あまりの組合員がゼネストに参加したと民主労総は暫定的に集計している。

蔚山地域は現代車労組、ハニル梨花、世宗工業など19の事業場で およそ3万1千人がストライキに突入し、京畿地域では22の事業場で およそ2万4千人の労組員がこの日の午前10時、 事業場別にストライキに入ったと伝えられた。

釜山では、金属連盟傘下の韓進重工業と起亜自動車労組整備・販売釜山支会、 現代自動車労組整備販売釜山本部、BM金属など、 15事業場のおよそ3千人が参加したことが把握された。

仁川地域も金属連盟事業場を中心に8つの事業場で 1,100人の組合員がストライキに入り、 全羅北道地域では26の事業場でおよそ6千人の労組員が 時限付きストライキに賛同したという。

一方、この日の午後、全国23地域では 「民主労総ゼネスト第一次決意大会」が開催される予定だ。

民主労総のイスホ委員長はゼネスト突入について 「政府と与党は民主労総70万の組合員と1,500万の労働者の要求の前に 停滞するだろう」とし「われわれは今日のゼネストで さらに強力な闘争を始めなければならない。 したがってわれわれのゼネスト突入は、勝利を確定するためのもの」だと強調した。

イスホ委員長はまた「ゼネスト突入に続き、 最も強力な団結と最も効果的な闘争戦術により 勝利を確定して行く計画」だと今後の闘争計画も明らかにした。

民主労総は来る29日の国会常任委員会に合せて 全国の単位労組の代表者と首都圏の幹部が参加する 大規模国会抗議闘争を展開する方針だ。 国会で非正規労働法改悪案などが強行処理されることが確実になれば、 来る12月2日、第2次ゼネスト闘争に突入する計画だ。

民主労総はまた、 鉄道労組、民主タクシー連盟、貨物統合準備委などの 運輸共闘本と共に闘争の強度を高める方針だ。

イスヒョン記者 shlee@labortoday.co.kr 2004-11-26 午後12:04:20入力 (C)毎日労働ニュース

原文

翻訳/文責:安田(ゆ)


Created byStaff. Created on 2004-11-26 17:53:29 / Last modified on 2005-09-05 08:16:21 Copyright: Default

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