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韓国:警察、民主労働党に「意図的挑発」疑惑
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警察、民主労働党に「意図的挑発」疑惑

権永吉議員の事前警告無視、 「自主出頭」の意思を示す公務員労組幹部を強制連行

民主労働党の権永吉(クォンヨンギル)議員が警察側と事前の電話通話で 「兵力を投入せず、私が円満に解決する」という意向をあきらかにしたのに、 警察側がこれを無視して兵力を投入したものと発表され、 「意図的乱入」の疑惑を買っている。

権永吉議員室によれば、昌原中部警察のチェテヨン署長は 警察兵力投入の2時間前の24日午前10時頃、権議員に電話をかけ 「まもなく警察兵力を投入して公務員労組イビョンハ本部長を検挙する」 と了解を求めた。

これに対して権議員は「警察投入は絶対だめだ。 すぐ昌原に行って円満に解決する」と話した。 しかし崔署長は電話通話が終わった直後のこの日午前11時30分頃、 機動警察50人を事務室に投入して公務員労組幹部を電撃連行した。

*▲24日、昌原民主労働党権永吉議員の事務室で、逮捕令状が発布された全国公務員労組のイビョンハ慶南本部長に対する令状を警察が執行しようとし、民労党関係者たちが激しく抵抗している。写真=連合ニュース*

これについて民主労働党のキムチャンヒョン事務総長は25日の緊急会議で 「特に公務員労組のイビョンハ慶南本部長が 警察に自主出頭意思を明らかにしたのに、党舎に警察兵力を乱入させたのは 意図性が伺える」と話した。

ノフェチャン議員も「議員事務室と党舎にいる2名の刑事が入ってきたのではなく、 50人ほどの警察兵力が乱入したことは、軍事政権時もなかった史上初の事件」とし 「警察が軍靴で蹂躙した」と憤怒した。

チョサンギ記者 westar@labortoday.co.kr 2004-11-25 午後6:13:00入力 (C)毎日労働ニュース

原文

翻訳/文責:安田(ゆ)


Created byStaff. Created on 2004-11-26 05:53:40 / Last modified on 2005-09-05 08:16:21 Copyright: Default

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