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編集2002.04.02(火)16:07

発電ストライキ労政交渉、息詰まる1夜

一か月以上続けられた発電ストライキを解決するための労政交渉が始まった のは1日の午後7時。労働部キムウォンベ企画管理室長など政府側3人とイホ ンウ民主労総事務総長などの労働界代表3人は、ソウル小公洞のロッテホテ ルの客室で向い合って座った。

この時だけでも、労働界内外では「労政双方がゼネストに負担を感じていて、 よくなるだろう」という予想と、「政府が労組側の白旗投降を要求、妥結は困 難」という展望が拮抗した。

当時、労働部では「交渉というよりも水面下の接触」とし、それほど大きな期 待をしない表情であった。

方錫労働長官はこの時からロッテホテルのそばのプレジデントホテル2501号で 状況をチェックして、待機状態に入っていった。

夕食を終えた後、夜10時から交渉が始まると、交渉場から劇的妥結を予告する ように笑い声が聞こえてきた。

青瓦台側からまもなく妥結するだろうという話がリークされ、交渉チャンネル が労働界と懇意にしている労働部に単一化され、いつよりも妥結可能性が高い という声も聞こえた。

使用側はひとまずストライキ被害への対国民謝罪と民・刑事上の告訴・告発及 び懲戒最小化のために政府に善処を要求し、労組側の業務に復帰するという部 分に意見接近をなした。

しかし、ストライキの核心争点である民営化問題を巡り、鬱陶しい交渉が続い た。

政府側は「民営化問題は交渉対象でないという事実を確認した中央労働委員会 の仲裁案を受け入れて、民営化問題を今後の議論から完全に除外する」という 内容を合意文に入れることを要求した。

労組側は、「これは労組側の白旗投降を要求するもの」とし、「労使が民営化 問題を論じない線で交渉を妥結させよう」と対抗した。

とりわけ長く感じられた交渉は、会議の中断を繰り返した末に、2日の午前3時 頃、政府側代表が「民営化は非交渉対象であることを明示しようという案を労 組側が受け入れなければ妥結はない」とし、ホテルを出て『決裂』側に急激に 傾いた。

ストライキ指導部が座り込みをしていた明洞聖堂と民主労総事務室では「もは や完全に川を越えた」という愚痴と、「行くところまで行け」という話がつな がった。

発電労組のホームページには、前日の交渉再開の知らせを聞いて、「ストライ キをこのまま終えることはありえない」とし、持続的な闘争を要求する組合員 の文が続いた。

しばらくの沈黙を破り、民主労総は予定通り午前11時頃に記者会見を開き、5 連盟393の事業場で14万余人が参加するゼネスト突入を宣言した。

しかし、崖っぷちに集まった労政両側は、労組側の要求で「破局は防ごう」と いう考えで午前11時頃また交渉テーブルに向い合って座った。

労組側は、政府案から「今後」という言葉を除いて、「発電所民営化問題は議 論対象から除外する」という内容の最終案を政府側に投げた。

近隣のホテルで待機していた方長官は、労組案を検討した後、青瓦台に報告し てシングクファン(辛国煥)産業資源部長官など関係部署の意見調整を行なった 後、午後1時頃労組側と合意文を交換した。

民主労総の執行部は、直ちに発電労組執行部と労組員に対する説得のために明 洞聖堂に重い足取りを移した。

ゼネスト突入を目前に控えた時点で、発電労組の37日間にわたったストライキ が事実上終わる瞬間だった。

(ソウル/連合ニュース)

ハンギョレ新聞

http://www.hani.co.kr/section-005000000/2002/04/005000000200204021607900.html


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