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労働/チャムセサン

「兄弟、申し訳ないが検問を受けなければなりません」

◆撮影/編集:民営化阻止のためのメディア活動団

◆現場:明洞聖堂発電指導部座込み場

"動映像を見る[クリック]":http://real.jinbo.net:7073/ramgen/cham/video/chong0225/myungsung0317.rm

明洞聖堂の信者でなければ明洞聖堂にミサに入ることもできず。

出処:チャムセサンニュース

△明洞聖堂に入ろうとする明洞聖堂教区庁職員と、 これを阻止しようとする警察が激しい体当りをしている。 (写真copyleftチャムセサンチョンウヒョク)

3月17日(日)、発電労組ストライキが21日目を迎え、明洞聖堂側では座り込み をしている発電労組指導部に対して継続的に退去を要請して、政府でもストラ イキが長期化した時、公権力の投入を積極的に検討すると明らかにした。

この中で17日の午前には、「明洞聖堂側の一部の信徒が、観光バスを貸切って 聖堂の中で座り込みをしている発電労組指導部をそとに送りだそうとしている」 という情報を入手した汎国民対策委員会所属の団体会員が、明洞聖堂周辺に集 まった。

明洞聖堂入口から50メートルほど離れた地点では、発電労組のストライキを支 持して彼らの正当性を知らせようとする民主労働党の党員300人あまりが集会 を開き、明洞聖堂に移動する人々を阻止する機動隊と対立し、20メートルほど の地点では、民主労働党の党員が明洞聖堂の入口側に入れるようにしろと言う 連帯会議、全学協、反戦等の学生達とこれを阻止する警察間に激しい体当りの 衝突があった。これと共に、汎国民対策委所属の社会団体元老は、聖堂前で明 洞聖堂の11時のミサが進められる間、2メートル程の懸垂幕を持って沈黙デモ を行った。

「兄弟、申し訳ないが検問を受けなければなりません」

この日、聖堂側では「案内奉仕」という黄色い肩帯をかけ、交通案内と信徒 を引き渡す役に出てきた「案内奉仕」役の数人の信徒が、聖堂入口で警察と 共に検問検索を実施した。

彼らは私服刑事が身分証を確認し、刑事が信徒かどうかを判断できないときは 出かけて聖堂の中に入れる人かどうかを検証する役割をした。「案内奉仕」を 引き受けた人々は、まず目で顔見知りか、元々明洞聖堂に通う信徒なのかを雰 囲気を見て、それでも判断できない時は「本命は何ですか? 洗礼名は何ですか?」 等の質問をして、洗礼名を答えられずにためらう人は信者ではないとして、入 らせないようにした。結局、彼らはミサを上げるために訪れた信徒に、「兄弟、 申し訳ないが...」と話して警察と共に検問検索を強化する格好になってしまっ た。

組合員だと言えば「連行」

この日、検問を実施した警察は、聖堂に入ろうと訪れた数人の組合員に対し て「不法ストライキに業務妨害罪」と言って「現行犯」で連行すると告げた。 ある組合員は「不法ストライキなら会社を放棄やめればよいのか?」と抵抗 し、警察が「辞表を持ってこい」と対応して周囲のひんしゅくを買った。ま た、警察は検問で聖堂を訪れる人々に「今日だけは特殊な状況なので、今日 だけは誰も入れない」と検問の理由を明らかにした。刑事はまた、「信徒で ない人は聖堂に入れない」と言いながら、信徒でない人々の出入りを止めた。 しかし、明洞聖堂の案内所に電話通話で確認した結果、案内電話を受けた人 は「検問はしているが、信徒でない人に入るなと言ったことはない」と話した。

だが、警察は初めて来た信者と、特別に明洞聖堂にミサのために他の聖堂か ら来た人々、日曜日を迎えて明洞に出てきたついでに聖堂見物をしに来た人々 まで妨害し、ひんしゅくを買った。はなはだしきは、明洞聖堂の教区庁職員 さえ「案内奉仕」役の信徒が顔を知らないという理由で警察が阻止、職員と 警察のあいだの激しい衝突もあった。実際、この教区庁の職員は、身分証を 警察に提示して、住所が明洞聖堂になっていた。教区庁の職員は、「案内奉 仕」役の信徒に「あなたはここの信徒と勤務する人の顔をみんな知っている のか?」と問い正すこともした。

ある修道女は、「案内奉仕」の信徒に「私が保証する人も入っていってはし なくても私ですか?"と尋ねたが「案内奉仕」の人は「主任神父様が、信者以 外は入れるなといった」とし、修道女に了解を求めた。

*▲警察と共に検問をしている「案内奉仕」役の信徒。彼らは、警察の検問を不便がる信徒に「兄弟、申し訳ありません」と言っていたが、結局警察と共に検問をする格好になった。*

この日、明洞聖堂の入口には、カトリック正義具現全国連合、全州教正義具 現司祭団等カトリック団体信徒が出てきて、「金大中政府は発電労組に対す る暴力的な弾圧を即刻中断しろ」という内容の印刷物を11時のミサに参加す るために聖堂に入る信徒に配った。彼らは印刷物で、「われわれは、貧しい 人々に福音を伝えたキリストの教えと良識の叫びに応え、発電労組のストラ イキ闘争の正当性を積極的に支持を表し、政府の公共部門の私有化政策を撤 回して早く対話することを強く要求する」と明らかにした。

この日、聖堂前で印刷物を配っていたカトリック正義具現政局連合に属する 「新しい世の中を開くカトリック女性共同体」所属のキムソンシル氏は聖堂 前で「警察が不審検問をするのは非常に不当なこと」だと話した。また、 「信者の中には、発電労組の闘争に賛成する人もいて、反対する人もいる。 だがこうして出てきた理由は、信者に発電労組の状況をよく知らせようとい うこと」とし、「実際には反対者は少数なのだが、彼らが出て反対したこと で、少数の反対が全員反対したかのようになった」と明らかにした。

汎国民対策委、ミサの時間の沈黙デモの後、1時から集会を開始「避難処を死守しよう」

この日、「民営化阻止のための汎国民対策委」は午前10時から、明洞聖堂の 周囲に集まって状況を見守った。そして12時から聖堂入口で警察と迎い合っ て、全国連合オジョンリョル、ノスヒ常任議長と社会進歩連帯の金世均代表 などが2メートルの懸垂幕を持って沈黙デモを行った。彼らが沈黙デモをし た理由は、11時から1時までの明洞聖堂のミサを妨害しないためで、1時に ミサが終わるとミサがない午後4時まで集会を開くと明らかにした。

この日、汎国民対策委集会でカトリック正義具現全国連合のヤンジュンソク 事務局長は、聖堂ミサを終えて出てきた信者たちに「先週の日曜日、警察が 曹渓寺の法堂にまで乱入し、労組員を引出したことを報道を通して接したが、 昔から聖域という所は仮に犯罪を行った者さえ、聖域に入れば彼らを保護し た歴史があったから聖域」とし、「発電労組員は、国を守るために座り込み をしているのに、彼らを聖域から追い出すことはできない」と訴えた。また、 「たとえ聖堂が集会場や座込み場ではないとは言え、座り込みをする労働者 を追い出すことはできない」と言って、貧しい者の友と気持ちになったイエ スの精神を考えようといった。

カトリック信者でもあるチョンデヒョン民衆連帯事務処長は、「四旬節はイ エスが歴史の中から死に行く道で、教会の歴史の新しい奇跡を作る道」とし 「発電労働者は、全てのものを捧げて死の道を行っている」と話した。また、 「その死の道は、国民すべての経済を守る道であり、国民すべてと共に必ず 復活する」といった。

一方、明洞聖堂のなかでは、およそ1時頃に司牧協議会所属の一部の信徒が 発電労組座込み場に集まり、明洞聖堂から出て行くことを要求した。

記事入力日:2002年03月17日

チャムセサンニュース

http://news.jinbo.net/show/show.php?p_cd=0&p_dv=0&p_docnbr=19336


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