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民主労働党、『進歩大連合実現ための連席会議』提案

「大統領選候補単一化、進歩統合新党も可能性を開く」

イ・ユノン記者 sisyphus@jinbo.net / 2007年06月18日17時11分

民主労働党が進歩陣営総団結と大統領選候補単一化のための連席会議を政界に 提案した。

民主労働党のムン・ソンヒョン代表は6月18日、国会政論館で記者会見を行い、 進歩的基準に符合するすべての政治勢力および市民社会団体との連席会議を構 成し、政策連合、選挙連合、進歩統合新党創党などの進歩大連合を実現する方 案を議論すると明らかにした。

この日の記者会見には大統領選挙予備候補ノ・フェチャン、シム・サンジョン 議員とキム・ヒョンタク報道官、大統領選挙準備委員会のキム・ソンジン対外 協力委員長、ソウル市党のチョン・ジョングォン委員長が参加した。権永吉議 員は地方日程を理由として参加しなかった。

▲左側からキム・ソンジン対外協力委員長、シム・サンジョン議員、ムン・ソンヒョン党代表、ノ・フェチャン議員、チョン・ジョングォン ソウル市党委員長.

「10月末〜11月頃に進歩陣営の単一候補選出を目標」

ムン・ソンヒョン代表は記者会見文で「今回の大統領選挙で進歩勢力の度量が 大きな団結により、新自由主義政治集団であるハンナラ党、ヨルリンウリ党を はじめとするインチキ改革勢力をぜひとも審判しなければならない」として 「庶民たちに絶望と挫折ではなく、希望をあたえる代案勢力として進歩勢力が 新たに立ち上がらなければならない」と述べた。

ムン・ソンヒョン代表は「進歩勢力の歴史的任務は、韓米FTAを防ぐことにあ る」とし「3月の韓米FTA反対ハンストの時、多くの政治、社会、市民団体の人々 がきた。国会でハンストをした政治家もいた。韓米FTA交渉反対を叫び、民衆 が街に出てきた。これらの人と共に今回の大統領選挙に臨む」と話した。

続いて「小さな差異を認め、度量が大きな団結だけが進歩を渇望する労働者、 農民、庶民への答え」とし「連合対象と方法など、解決すべき難題はあるだろ うが、民主労働党は既得権に執着せず、開かれた態度で臨む」と伝えた。

この日、民主労働党が提示した『進歩基準』は、△新自由主義反対、韓米FTA 反対(韓米FTA源泉無効) △非正規職差別撤廃(非正規拡散法全面改正) △615精 神継承、韓半島(朝鮮半島)平和統一実現△国家保安法廃止など民主主義深化発 展(諸般の反民主悪法改廃)だ。

民主労働党は7〜8月にかけて連席会議構成と候補単一化のための方式を用意し、 民主労働党大統領選候補選出以後の10月に党議決機構で最終案を確定、10月末〜 11月頃に進歩陣営単一候補を確定する計画をたてている。

「『進歩大連合』主張の中で互いに異なるスペクトラムが存在」

続く質疑応答でキム・ソンジン委員長は「100%可能性があると自信を持つ」と し「民主労働党は支持しないが、ヨルリンウリ党に反対する階層が存在するだ けに、進歩の基準を考えれば十分に可能で、国民に真の希望と代案を提示する ことができると考える」と明らかにした。

連合の対象が多くないという指摘に対しては「対象は多いと思う。非公式に多 くの議論があったが、まだ公式に言える段階ではないと考える」とし「各勢力、 団体と会い、公式化していく」と伝えた。

党内選挙戦および候補単一化の時期については「党内選挙戦は民主労働党の日 程で、進歩大連合は全体の日程だから、それぞれの日程は日程のとおりに進め る」とした。キム・ヒョンタク報道官も「候補単一化のルールを定め、ルール に従った結果を承服することが原則的な立場」とし「9月15日の大統領選候補 選出以後、合意された選出手続きにより進める」と話した。

ノ・フェチャン議員は連合の方式について「民主労働党が判別してもいいし、 関心がある諸政派が(党が提示した)条件を受けるかどうかの立場発表をしても いい」とし、会見場の近くにいたハンナラ党のホン・ジュンピョ議員に向かっ て「この条件を受ければホン・ジュンピョ議員でも受け入れる」と冗談を投げ かけた。

シム・サンジョン議員はこの席で特別な発言をしなかった。シム・サンジョン 議員側の関係者は、記者会見出席に対して「進歩大連合に対する原則的支持の 意思を示した」とし「進歩大連合という言葉を使う人々の間に互いに異なるス ペクトラムがあるのは事実」と話した。この関係者は「権永吉議員が言う上層 中心の進歩大連合ではない、下からの進歩大連合、韓米FTA戦線強化がシム・ サンジョン陣営の基本立場」と付け加えた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-06-24 05:35:16 / Last modified on 2007-06-24 05:35:17 Copyright: Default

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