本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:民労党、党員直選維持
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1182630736041St...
Status: published
View


民主労働党、民衆選挙戦制導入霧散...党員直選維持

進歩陣営連席会議提案など『進歩大連合実現』通過

イ・ユノン記者 sisyphus@jinbo.net / 2007年06月18日9時36分

民主労働党は16日の党中央委員会で、党員以外の支持団体に選挙戦投票権を認 める民衆参加選挙戦制(民衆選挙戦制)を否決した。これに伴い、民主労働党は 党員直選制で大統領選候補を選出する現行の方式を維持することにした。

この日、大田カトリック文化会館で開かれた中央委員会で『大統領選候補選出 方案(民衆選挙戦制)のための臨時党大会招集』は在席中央委員298人のうち賛 成106人で過半数に至らず、否決された。賛否討論で民衆選挙戦制に賛成する 中央委員は、労働者、農民を政治的主体として党員で組織化する契機になると 主張したが、反対する中央委員は真性党員制度での決定を翻意するには問題が あり、選挙方式より政策で勝負するという論理で対抗した。

選挙人名簿の確定日までに入党して該当月の党費を納付した者に選挙戦投票権 を認める『17代大統領候補選出関連選挙管理規程特例の件』は、発議者の議案 撤回でやはり失敗に終わった。在席中央委員全員が、議案の提出が遅れて実施 されても実効性がないという撤回の意思に同意したために撤回された。月収 150万ウォン以下の非正規職労働者、農民、零細自営業者の党費をこれまでの 月1万ウォンから5千ウォンに下げ、彼らの党員加入を拡大する『党費規定改正 の件』は可決された。

一方、進歩陣営政治勢力と市民、社会団体を網羅する進歩陣営連席会議提案を 含む『進歩大連合実現のための民主労働党立場採択の件』は通過した。

これは、今年の大統領選挙で△新自由主義反対、韓米FTA反対△非正規職差別 撤廃△米国の侵略戦争反対、6.15共同宣言継承などに同意する勢力に「低い政 策連合で進歩陣営の候補単一化による選挙連合、さらに統合進歩新党の創党に 至るまで民主労働党の既得権にこだわらず、あらゆる可能性を共に模索する」 という提案を含んでいる。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-06-24 05:32:16 / Last modified on 2007-06-24 05:32:17 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について