香港闘争企画チーム、各団体の立場を集めて持続

来月19日の組織化完了後、 香港闘争前哨戦の釜山に駆け付ける

秋ジュヒョン記者

27日の午前11時半、全国教職員労働組合の第3会議室に20人余りが集まり、 「新自由主義世界化反対民衆行動」香港闘争企画チーム会議が開かれた。

12月に香港で開かれる第6次WTO閣僚会議を控えて、新自由主義世界化に反対す る民衆行動会議が続く中、香港企画チーム闘争団発足と集中行動期間設定など、 各団体の立場を集める動きが加速している。

今回の会議は△これまでに進められてきた反世界化関連グループの共同闘争の 成果を続け、WTO一般理事会および閣僚会議、さまざまな二国間FTAに対応して、 △香港企画チームを組織し、香港閣僚会議への対応を準備しているさまざまな グループが遠征闘争団を共同で準備するという意味がある。

民衆行動香港企画チームは、△WTO閣僚会議阻止闘争を準備しているさまざま なグループ間での情報交換と意思疎通、△WTO反対闘争を大衆的に準備するた めのワークショップ、教育、宣伝などの共同事業の企画、△香港閣僚会議期間 中の現地での共同闘争計画の樹立、△航空券、宿舎など、その他の必要な準備 と実務に対する相互協力、△適切な時期に「韓国民中闘争団(仮称)」に転換す ることについて会議を進行した。

民衆行動の組織化の状況

現在、民衆行動の組織化は、全農約1400人、全女農125人、カトリック農民会 約100人、韓国農業連143人で、民主労総からも約500人を目標に組織化を進め ており(10/5 1次締め切り、10/15最終締め切り)、民衆連帯でも約50人が参加 (28日修練会の時の名簿集合、10月初め2次締め切り)する予定だ。またタハムケ、 全国学生連帯会議などからもそれぞれ10人程度を組織化する予定で、社会進歩連帯 から4人程度、汎国民教育連帯から15人程度が参加することにした。

民主労働党では、10月8日の中央委での選挙制度変更案が確定すれば、12月4日 の総進軍大会と1月20日の指導部選挙投票を控えて選挙戦に突入すると見られ ており、参加者は20人を越えないものと展望される。

ウェブマガジンなどの情報誌発刊は、製作と管理問題などを理由に今後議論す ることにした。10月中旬に中小の冊子販売などの資料集発刊についての議論も あった。11月下旬に『香港へ行く道』討論会の直後に韓国民衆闘争団決意大会 を開くこと、香港での現地プログラムについても議論した。

ビア・カムペシナを中心とする12月13日と17日の国際農民闘争の日には2200〜 2300人の全世界の農民が参加する予定だ。このうち半分以上の約1400人が全農 所属の農民で、他の第3世界国家の農民は入国を拒否される可能性があるため、 実際の香港闘争でビア・カムペシナ代表の代わりに全農のムンギョンシク議長 が代行する可能性についても展望した。

来る10月19日『香港閣僚会議阻止闘争をどうするべきか』を主題としてワーク ショップを開催する予定で、各参加団体別に異なる意味付けと目標を一つにま とめる予定だ。

一方、この席には平沢氾国民対策委関係者も参加した。彭城住民対策委と平和 パラムのヨーロッパ訪問後の成果を話し、米国の東アジア軍事再編過程で前哨 基地になる平沢米軍基地拡張阻止の重大さに関する議論が行われた。

香港闘争の時にメディアを利用しよう

香港現地広告電光掲示板とFMラジオ送出などをしようというメディア文化行動 が新しく提起された。

韓国独立映画協会と文化連帯、民衆言論チャムセサン、労働ネット、進歩ネッ トなどが参加する『新自由主義世界化とAPECを反対するメディア文化行動』は、 APEC会議が開かれる釜山とWTO閣僚会議が開かれる香港現地に技術装備を直接 構築し、文化行動を行う予定だ。

インターネット生放送チームは、生中継、速報映像の送出ばかりでなく、現地 にインターネット放送局を構築運営する予定。独立メディアセンターチームは、 現地の独立プレスセンターとして、国内外の独立メディア活動家を含む共同記 者団にインフラを提供する現場プロジェクトのコーディネーションを担当する。

NO-APEC文化祭チームは、釜山映画祭の期間に進められる独立文化祭を企画進 行する。パブリックアクセスチームはメディア文化行動で生産されたコンテン ツの流通の拡張と多様なアクセスに取り組む予定だ。ラジオ・チームはFM周波 数を選び、現場スタジオを用意、海外メディアの活動家と技術的連係をする予 定で、現場からの生中継にも取り組む。

11月の釜山APEC会議終了直後、『APEC反対メディア文化行動』は12月の香港反 世界化闘争の結合のために『香港WTO閣僚会議反対メディア文化行動』に転換 する。

2005年09月27日(c)民衆の声

原文 翻訳/文責:安田(ゆ)