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香港警察、反WTO参加者に対し衝撃弾6発の発射を是認

ラウニョン記者 hallola@jinbo.net

香港警察はこの間、ゴム銃弾の使用も否定してきた。しかし17日の行進に参加 した人々による反対集会を鎮圧する時に、ゴム銃弾の水準を越える衝撃弾6発 を発射したと29日に香港警察当局が認めた。

29日、香港現地のマスコミは、警武処公報担当首席警長の張徳強氏は「集会参 加者に対して6発の衝撃弾を発射した」という内容を報道した。張徳強首席警 長は「当時、香港警察は集会鎮圧の過程で衝撃弾を初め催涙弾、催涙液、放水 銃など計6種類の武器を使った」と述べた。

張徳強首席警長が明らかにした衝撃弾、別名オジャミ弾(CTS Super Sock Beanbag)は、小さなナイロンバッグの中に化学合成物を入れた弾丸で、主に脚 などに発射、物理的な衝撃により筋肉を硬直させ、制圧する武器だ。しかし、 当たった部位によっては致命的になりかねず、使用が制限されている。香港社 会内では、香港警察の人権弾圧と衝撃弾の使用などの過剰対応に対する議論が 続くものと見られる。

一方、張徳強首席警長はこの日「武器の使用を隠すつもりはない」と話したが、 今まで香港警察側は民主労働党の姜基甲議員がゴム弾発射論議を提起した部分 について「ゴム弾の使用は指示していない」とし、「真相調査をする」として きた。

2005年12月30日14時55分

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2005-12-30 19:12:38 / Last modified on 2005-12-30 19:12:40 Copyright: Default

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