本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:警察、現代起亜車非正規職座込場を暴力撤去
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1523586094192St...
Status: published
View


警察・鍾路区、現代起亜車非正規職座込場を暴力撤去

座込場に鎖でからだを縛りつける…区庁は切断機を準備

キム・ハンジュ記者 2018.04.06 15:25

警察と鍾路区庁が政府ソウル庁舎前の 現代起亜車非正規職座込場を暴力的に撤去した。

[出処:キム・ヨンウク]

非正規職労働者たちは鄭夢九(チョン・モング)会長の 不法派遣処罰、正規職化を要求して、 3月28日から政府ソウル庁舎の前で座り込みを行ってきた。

この日の午後2時頃、 警察約200人が非正規職労働者を制圧し、 鍾路区庁の職員約15人が座込場を撤去した。

起亜自動車非正規職支会のキム・スオク支会長、 現代自動車非正規職支会のチョン・ミンギ支会長、 現代自動車非正規職全州支会のイ・ビョンフン支会長は 自分のからだをテントの柱に鎖で縛りつけて抵抗した。 労働者、市民約30人も座込場撤去を防ごうとした。 事前に鎖を確認していた区庁職員は切断機を準備した。

[出処:キム・ヨンウク]

警察は彼らをすべて座込場から引き出した。 支会長1人を警察10人がとり囲み、座込場への再進入を防いだ。 区庁職員はテント、敷物などをすべて押収した。 職員1人は切断機を持っていた。

労働者たちは頑強に抵抗したが、撤去は15分で終了した。 労組はまたテントを設置して座り込みを続ける計画だ。

[出処:キム・ヨンウク]

[出処:キム・ヨンウク]

キム・スオク支会長は 「労働者に対する文在寅政府の態度があらわれた」とし 「政府は朝鮮半島平和情勢、6月の地方選挙にもかかわらず労働者たちを攻撃した。 政府は財閥には指一本触れることができないのに、撤去は10分で終わらせた。 政府がテントを壊せば、われわれはさらに多くの人々と共にまた(テントを)張る。 政府は現代起亜車の不法を処罰しろ」と明らかにした。

鍾路区庁は先立って非正規職座込場に通行支障を理由として自主的な撤去を3回要請した。 区庁は政府ソウル庁舎前の歩道に昨年から大型の植木鉢を設置するなどで座り込みを妨害してきた。 ある労働者は撤去の過程で「座込場が通行の支障なら、植木鉢も片づけろ」と叫んだ。

先立って起亜車非正規職労働者たちは、不法派遣勤労者地位確認訴訟1、2審で勝訴した。 昨年2月、高等法院は現代起亜車グループが非正規職を不法に派遣し、正規職に転換するよう判決した。

[出処:キム・ヨンウク]

[出処:キム・ヨンウク]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2018-04-13 11:21:34 / Last modified on 2018-04-13 11:21:34 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について