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高卒は「日雇い」、大卒は「求職断念」...憂鬱な青年たち

20代始めの高卒青年76.2%が臨時職か日雇い労働者

ユン・ジヨン記者 2013.02.21 12:04

学歴が低い青年層ほど小規模な事業体で臨時、日雇いに従事する割合が高いこ とが明らかになった。また、大卒以上の青年では、自発的に求職を放棄する 「求職断念者」が青年失業者の26.5%に達すると集計された。

国会立法調査処が2月20日に発表した『青年雇用現況と政策課題』懸案報告書に よれば、青年失業率は全年齢層失業率の2.6倍に達し、経済活動参加率は全年齢層 の71%水準に止まることが明らかになった。

青年層雇用現況を高卒以下、専門大卒業、大卒以上など学歴別に分類すると、 高卒以下の青年は比較的高い失業率を記録していることが明らかになった。実際 20歳以上の高卒以下の青年の失業率は、青年全体の失業率8.0%より高い8.1%程度と 集計された。国会立法調査処は「これは青年失業問題の主な対象が高卒以下の 学歴集団であることを意味する」と分析した。

特に高卒以下の青年就業者の55.4%は10人未満の小規模企業で働いていた。20代 前半では、39.2%が4人以下の零細企業で働いていた。しかし3000人以上の大企業 の勤務者は5.4%に過ぎなかった。

雇用形態によっては、高卒以下の青年の47.4%が臨時勤労者で、12.3%が日雇い 勤労者として働いていた。20代前半の青年の臨時、日雇い労働の割合は76.2%に 達する。また、高卒以下の就職経路は家族などの知人を通じて就職するケース が45.4%を記録した。

専門大を卒業した青年層の経済活動参加率は82.7%で、高卒以下(49.1%)と大卒 以上(78.7%)の青年と比べ、高い数値を記録した。だが彼らの62.4%は4人未満の 零細企業や、30人未満の小規模企業で働いていることが明らかになった。

20代後半の大卒以上の青年のうち、求職断念者は1万3千人に達すると集計され た。これは同一年齢層の失業者4万9千人の26.5%にあたる数値だ。国会立法調査 処は「これは、相対的に大卒者が望む水準の『よい雇用』が見つからず、事実 上の失業状態に置かれている青年がそれだけいることを意味する」と説明した。

大卒の青年の就業者も72.7%が100人未満の企業で働いていた。300人以上の大企業 で働く青年の割合は16.0%だ。

国会立法調査処は「政府は、こうした青年雇用問題を解決するために、2003年 から6回にわたり、汎政府的な青年雇用対策を樹立、施行しているが、雇用の質 を向上する努力が足りない」とし「また部署間、事業間の連係が円滑でなく、 まだ成果があがっていない」と指摘した。

続いて「青年失業を解雇して雇用を促進するには『よい雇用』の創出を通じて 就職の機会を拡大することが必須」とし「低学歴勤労者の処遇改善のために、 零細事業体勤労者の社会保険加入率を高めなければならない」と強調した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-02-22 07:16:07 / Last modified on 2013-02-22 07:16:08 Copyright: Default

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