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旧党権派、検察の家宅捜索を革新非常対策委に責任転嫁

キム・ミヒ「一部の幹部が検察を当社に入れた」...「流言飛語、分裂行為」

キム・ヨンウク記者 2012.05.21 13:52

5月21日午前、検察による統合進歩党への電撃的な捜索の責任をめぐり、旧党権派 (党員非常対策委)側は事実上、革新非常対策委に責任を転嫁した。旧党権派の キム・ミヒ党員非常対策委報道担当者(城南中原当選者)は革新非常対策委側の 党幹部が警察を中に入れたと明らかにした。

キム・ミヒ報道担当者はまた「結局刷新という美名の下に朝鮮・中央・東亜を 引き込み、党を壊そうとする陰謀が天下にあらわれたと確信する」という押収 捜索関連の緊急ブリーフィング資料を記者にEメールで配ったが、この文章を抜 いて修正された報道資料を送り直した。キム・ミヒ報道担当者は、続いて午前 10時30分に国会記者会見場緊急ブリーフィングでもこの文章を抜いて発表した。

キム・ミヒ報道担当者は記者会見後に記者がこの文章を抜いた理由を質問すると 「党が難しい時期を機会として党員名簿を持っていき、党員を困らせようとする 検察の陰謀は絶対容認できない」とし「ただし残念な点は、初め(警察が)正門から 入ってくることができないように防がなければならなかったのに、党の一部幹部が うっかりして検察の指揮を受けて来た警官を内に入れたのは遺憾」と明らかにした。

▲緊急ブリーフィングをしているキム・ミヒ党員非常対策委報道担当者

キム・ミヒ報道担当者は続いて「そのような部分に抗議する内容を報道資料に のせようと思ったが、すべての党員がひとつになって戦うべき局面に、内部の ミスや誤った行動を論じる時ではないと判断した。最初のブリーフィングは、 公式見解ではない。使わないでくれ」と釈明した。

キム・ミヒ報道担当者の発言は、一部の党役員が警察を党事務室の中に入れる ように協力したように読める。だが統合進歩党が入居しているビルには警察の 試験、不動産試験などに備える各種の塾や大韓生命などが入っており、誰でも 12階の事務室の扉の前に簡単に行ける。検察は、統合進歩党が入居している10 階と12階のうち、12階の党事務室門の前で党役員と対峙しているいう。警察は ビルに入る人の受講証や社員証などを確認し、党員がビルに入れないようにしている。

「キム・ヨンシン前副総長が検察に協力してサインと虚偽事実流布」

キム・ミヒ報道担当者は、また今回の検察の押収捜索が非党権派連合勢力らの 真相調査報告が口実になったとも述べた。キム・ミヒ報道担当者は「検察押収 捜索の口実を提供した責任は(革新非常対策委に)明確にある」とし「(革新非常 対策委が)十分に検証されていない不良報告書で国民に不正選挙に対する誤解を 呼び、言論が不正選挙に追い込んだ。それが押収捜索の口実になった」と説明 した。

その上一部の党員は統合進歩党の党員掲示板とツイッターなどで統合連帯(進歩 新党脱党派)出身のキム・ヨンシン前事務副総長が検察の押収捜索令状にサイン をしたという文まで広めて、葛藤の谷はさらに深まりそうだ。

あるツイッターでは「姜基甲非常対策委のキム・ヨンシン副総長が押収捜索を 認めて名簿、会計資料まで渡せといった。壊そうとしている! 進歩党を汚職検 事の犠牲にするとは.. 党権掌握を越え、進歩党を壊そうとしている」と書いた。

これに対してイ・ジアン統合進歩党副報道担当者は、「キム・ヨンシン前事務 副総長が検察押収捜索に協力のサインをしたという流言飛語がツイッターで 流れている」とし「これは事実無根に、明白な虚偽事実流布」と反論した。

イ・ジアン副報道担当者は「キム前副総長は、検察が押収捜索令状を法院から 発行されてきたのかどうかの確認はしたが、押収捜索を認めるサインはしてい ない」とし「キム・ヨンシン前副総長は押収捜索を拒否したのに、まるでサイン したかのように誰か陰湿な攻撃を続けている」と明らかにした。

イ・ジアン副報道担当者は「すべての党員が力を合わせて、押収捜索に対処し ていくべきで時点に、こうした流言飛語こそ党を混乱させ、分裂させる行為」 とし「保守団体の告発による検察押収捜索という党の危機の前にすべての内部 分裂行為を中断するよう要求する」と付け加えた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-05-22 02:09:40 / Last modified on 2012-05-22 02:09:42 Copyright: Default

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