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「公海を迂回して侵入」、「迅速に離脱」...北潜水艇はUFOか?

[天安艦残る疑問(3)]「シナリオ」もない北潜水艇の移動経路

チョ・テグン記者 taegun@vop.co.kr

民軍合同調査団は5月20日の発表で北朝鮮の「ヨノ級」潜水艇が西海公海上から 夜間に侵入し、天安艦に魚雷を発射、沈没させた後に逃走したと発表した。し かし、侵入経路や逃走経路は一つも提示しなかった。

合調団は西海の北朝鮮海軍基地の一部の小型潜水艇とこれを支援する母船が天 安艦沈没2〜3日前に基地を離脱し、天安艦沈没の2〜3日後に復帰したことを確 認したと発表したが、侵入・逃走の経路は提示できなかった。

合調団連合情報TF団長のファン・ウォンドン空軍中将の侵入経路説明はこのよ うだった。

「今回の調査で分析されたところによれば、同期間中にサンオ級1隻、ヨノ級1 隻が各地を離脱して活動したことが確認された。すでに確認された通り、使わ れた魚雷の種類と作戦海域の水深などを総合的に分析した結果、ヨノ級潜水艦 1隻が挑発に使われたと推定された。挑発経路は公海の外郭を迂回して侵入した と推定され、夜間に近接して、魚雷を発射したと推定される」

ファン中将は続いて「逃走経路はどうか」という質問に次の通り答えた。

「逃走経路は、挑発した後、迅速に現場を離脱して行ったと確認した」

ファン中将は「(北朝鮮潜水艇の)基地離脱は識別したが、まさかア海域までき て挑発するなど予想できなかった」とし「水中潜航が始まれば現在まで開発さ れた世界のどこの国の科学技術でもはっきり追跡するのは制限される」と話した。

結局、韓米連合のイーグル訓練が進められている渦中に、夜間に公海を潜航し て侵入し、魚雷を発射して逃走したという合調団の「シナリオ」さえ信憑性が ない。

〈チョ・テグン記者taegun@vop.co.kr〉著作権者(c)韓国の代表進歩言論民衆の声 原文

翻訳/文責:安田(ゆ)


Created byStaff. Created on 2010-05-22 15:12:13 / Last modified on 2010-05-22 15:12:14 Copyright: Default

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