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声明書

(株)山本製作所は韓国山本の一方的廃業を
撤回して組合員の生存権を保証しろ!

(株)山本製作所は韓国山本労働組合との
団体交渉に誠実に臨め!

大きな暗雲が全国を覆い梅雨の被害復旧に全韓国民が最善を尽くしている状況 で、われわれ金属労働者は沸き上がる怒りを押さえきれない報せに接した。

馬山輸出自由地域にある韓国山本71人の労働者は、電気も切られ、水もない 暗い事業場で27日目の徹夜座り込みを行っているという。

さらに驚くべき事実は、韓国山本労働組合との交渉の真っ最中だった7月11日、 日本の(株)山本製作所が一方的に廃業を宣言し、それまで誠実に働き続けてき た韓国山本組合員の通帳に本人も知らないうちに退職金を入金したという事実 だ。

その後、誠実な交渉を要求する労働組合側の要求に対して「韓国で韓国人社長 と話せ」という本社の態度は、「甘ければ飲み込み、苦ければ吐き出す」外投 資本の属性をありのままに見せる態度で、12万金属労働者と100万韓国労総の 組合員は怒りを超え、血が沸き上がっている。

わが連盟は、これまで雇用を創出し、韓国経済に貢献する外投資本に対しては 本国とのWin-Win戦略を堅持してきた。しかし、韓国の労働者の生存権は眼中 にもなく、ただ独占資本の利益のためだけの投機資本には最後まで抵抗してき た。そして(株)山本製作所の態度は、投機資本の典型を見せるものだ。

これに対し、連盟は7月27日からの韓国山本労働者による日本遠征闘争に連盟 の役員を参加させることに決め、事態の円満な解決に最善の努力をつくしたい。

それでも、韓国山本に対する(株)山本製作所の方針が変わらなければ、12万の 金属労働者は総力で連帯闘争をすると明らかにする。万一事態が長期化すれば、 日本製品への不買運動をはじめ、取りうるあらゆる方法を動員することを繰り 返し警告する。(株)山本製作所に対するこうした金属労働者の怒りが反日につ ながらないことをわれわれは心より望む。

また、今からでも日本政府は、ただ自国の利益創出だけに余念がない投機資本 に対する強力な制裁をすることを要求する。もちろんその開始は馬山輸出自由 地域での日本資本に対する監査からでなければならないことは再論の余地がな い。

繰り返し金属労働者の怒りが行動につながることがないような日本政府の態度 を要求し、それにもかかわらずわれわれの憂慮が現実のものになれば、それは 全面的に(株)山本製作所と日本政府の責任であることを明らかにする

2007年7月25日

全国金属労働組合連盟委員長チャンソクチュン

原文

翻訳/文責:安田(ゆ)


Created byStaff. Created on 2006-07-30 03:18:40 / Last modified on 2006-07-30 03:20:07 Copyright: Default

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