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アシアナ航空女性乗務員の性差別的慣行を人権委に陳情

民主労総女性委員会、シグネティクス、才能教育など女性長期闘争事業場で集中闘争

ユン・ジヨン記者 2012.06.14 13:50

民主労総女性委員会が6月14日の共同行動の日をむかえ、女性長期闘争事業場の 集中闘争を始めた。アシアナ航空女性乗務員の性差別的な慣行の是正と、長期 闘争事業場のシグネティクス、才能教育労働者の闘争に力を貸すという趣旨だ。

彼らは午後1時、国家人権委員会前で記者会見を行い、アシアナ航空女性乗務員の 性差別的な慣行是正のために、国家人権委員会に陳情書を提出すると明らかにした。

民主労総女性委員会と公共運輸労組連盟女性委員会は、3月8日の女性労働者大会 前の記者会見で、性差別的なアシアナ航空の容貌規定の廃棄を要求した。また 6月5日にはアシアナ使用者側に容貌規定の廃棄に対する回答を要求し、回答が なければ国家人権委員会に陳情を提起すると明らかにした。

現在、女性乗務員のユニフォームはスカート着用だけで、メガネ着用も禁じら れている。スカートの長さとイヤリングの大きさ、マニキュアの色、頭にさす ピンの個数なども規制の対象で、労組は会社が乗務員本来の業務とはかけ離れた 服装と容貌規制を加えていると批判している。

また労組は「2001年にストライキで、頭髪の自由化を勝ち取ったが、十数年が 流れた今、3千人以上の乗務員の中で、いわゆる『アップ』にしていないのは4 人しかいない」とし「これは制度があっても見えない統制により、実行されて いないことを意味する」と批判した。

地球地域行動ネットワークのナヨン活動家は「1980年代初め、米国の乗務員に 加えられた規制が2012年の韓国の航空会社で維持されている」とし「非常時に 乗客の安全に責任を取る乗務員にズボン、メガネなどの着用を禁止するなどの 規制をしているのは、女性労働者の専門性を考えず、単に会社のイメージ遂行 にだけ熱を上げている」と批判した。

続いて記者会見団は「アシアナ航空使用者側に、容貌規定を廃棄して性差別的 措置に対する是正などを要求したが、使用者側は結局是正しなかった」とし、 「われわれは今日、国家人権委員会にアシアナ航空の不合理で差別的な規定と 処遇について陳情する」と明らかにした。

一方、民主労総女性委員会は午後4時、論硯洞のヨンプン本社前座込場で、シグ ネティクス分会ヨンプン本社糾弾集会に参加する。シグネティクス分会の組合員 は二回目の解雇に対抗して、毎週木曜に集中集会を開催している。以後、午後 7時には市庁駅才能座込場で才能支部キャンドル文化祭を開催する予定だ。才能 教育支部は、団体協約原状回復、解雇者全員復職を要求して1638日間、座り込みを している。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-06-15 11:00:11 / Last modified on 2012-06-15 11:00:16 Copyright: Default

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