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ソウル大をはじめ国立大病院8か所が同時テント座り込みに突入

「文在寅政府就任2年、相変らず非正規職」

キム・ハンジュ記者 2019.05.07 16:33

[出処:公共運輸労組医療連帯本部]

ソウル大病院をはじめとする8か所の国立大病院非正規職労働者が 直接雇用正規職転換を要求して、5月7日、同時にテント座り込みに突入した。

国立大病院派遣・用役非正規職労働者は座り込みに突入し、 来る6月までに正規職に転換することを要求した。 労組によれば国立大病院の非正規職正規職転換率はゼロだ。 国立大病院非正規職労働者は現在3か月〜6か月単位の分割契約により、 雇用不安を体験している。

座り込みに突入したのは ソウル大病院、慶北大病院、江原大病院、全北大病院、全南大病院、釜山大病院、済州大病院、盆唐ソウル大病院だ。

労組によればソウル大病院の職員食堂の非正規職労働者は用役業者の有給休日廃止、 賞与金不払いなどの問題でストライキを準備している。 慶北大病院の場合、防火を担当する防災業務を外注化したため、 労組が正面からこれと闘っている。

公共運輸労組医療連帯本部は5月7日に報道資料を通して 「文在寅(ムン・ジェイン)大統領の就任2周年になる。 文大統領は当選直後に非正規職ゼロ時代を宣言した時、 非正規職労働者たちは喜びの涙を流した。 だが2年経っても相変らず非正規職の境遇から抜け出せない現場労働者たちの心には、 絶望だけが残った」と座り込みの趣旨を明らかにした。

労組は「国立大病院の非正規職労働者は再び契約満了の時点が2か月先に迫っている。 これ以上待ってばかりはいられない状況だ。 国立大病院は責任を転嫁せず決断しなければならない。 国立大病院非正規職労働者たちはテント座り込みに突入した後も、 正規職転換に進展がなければ共同ストライキに突入することを明らかにする」と伝えた。

医療連帯のヒョン・ジョンヒ本部長は 「今日(5月7日)テント座り込みに突入した国立大病院は、 教育部長官のひとことがあれば正規職転換ができるところだ。 文在寅大統領の意志がカギだ。 非正規職労働者たちは座って待ってばかりはいない。 テント座り込みで解決しなければ、全国同時ストライキを行う。 公共部門の正規職転換時計はゼロで止まってはならない」と伝えた

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2019-05-16 23:27:11 / Last modified on 2019-05-16 23:27:11 Copyright: Default

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