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病院の仕事で怪我をしても保険適用されず

特殊雇用労働者に至急労災保険適用を

ユン・ジヨン修習記者/ 2010年04月28日14時07分

4月28日午前10時、光化門のソウルファイナンスセンターの前で『非正規職のな い世の中作り』が主催する建設労組の弾圧糾弾と特殊雇用労働者の基本権争奪 の記者会見が進められた。

▲ 『非正規職ない世の中作り』では建設労組弾圧糾弾と特殊雇用労働者の基本権争奪のための記者会見を進めた。

今回の記者会見は、特殊雇用労働者の労働三権保障と労災保険全面適用を勝ち 取る趣旨で、約40の市民社会、人権、宗教、労働、学生団体と政党が参加した。 記者会見で現場証言したパク・テギュ建設労組副委員長が「特殊雇用労働者は 正当な労働組合を申告して10年以上組合活動をしてきた」、「だが李明博政権 は、資本に利益を残すため特殊雇用労働者を労働者と認めない」と主張した。

別の現場証言で医療連帯ソウル支部介護人分会のチャ・スンヒ事務局長は「看 病労働者は特殊労働者である前に必須維持業務を担当する労働者だが、病院は 彼らの責任を取らない」、「患者を通じて感染に露出し、実際に疾病で苦しむ 労働者は65.4%にもなるのに保険の恩恵は適用されない」と吐露した。

現場証言に続き、『非正規職ない世の中作り』参加団体の発言も続いた。進歩 新党のチョン・ジョングォン副代表は「民主労組そのものを根元から抜き、崖っ ぷちに追いやっているのが李明博政権の姿」とし「今日の闘争は政権と資本に 踏まれれば蜂起して戦う決意」と話した。また民主労働党ソウル市党のイ・サ ンギュ委員長は「建設会社の出身者が国家をもてあそんでいるが建設会社の労 働者は基本的な労働権も保証されない」とし「労働基本権が保障されない社会 は死んだ社会だ、何よりも労働者の闘争が切実だ」と主張した。

現在、労働部は建設労組の労働組合設立申告と代表者変更申請を返戻している。 労働法上の『勤労者』かどうかが争われているダンプ生コン労働者が組合員に 含まれており、建設労組、運輸労組から彼らを排除することを強要している。 だがダンプ生コン労働者は10年間合法的な労働組合活動を続けてきたため、今 になって労働部が建設労組の設立を返戻する法的根拠はないというのが一般的 な多数意見だ。

また2008年から特殊雇用労働者に一部で労災保険が適用されているが、学習誌 教師、保険募集人、ゴルフ場競技補助員、生コン運転手の4職群に限られ、事業 主が保険料を全額負担する労働者と違い特殊雇用労働者が保険料の50%を負担す る。その上、申請により労災保険の適用が除外されるなどの問題で、現在特殊 雇用労働者の労災保険適用率は10%にもならない。これに対して『非正規職ない 世の中作り』は記者会見文で「特殊雇用の労働三権保障と労災保険の全面適用 要求を中心に、署名運動などの多様な連帯活動を展開する」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-05-03 13:07:32 / Last modified on 2010-05-03 13:07:34 Copyright: Default

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