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エバーコス「労災隠しは労働者殺人」と糾弾

民主労総など「責任者処罰」集会...事業主を告発

キム・スンジャ現場記者 2015.09.02 15:43

民主労総忠北本部、非正規職ない忠北作り運動本部、忠北市民社会団体連帯会議は9月1日午後12時に(株)エバーコス工場の前で決意大会を開き 「殺人企業エバーコス労災隠し、労働者殺人糾弾および責任者処罰」を要求した。

決意大会は民主労総忠北本部のキム・ヨンジク事務局長の経過報告で始まった。 キム事務局長は経過報告の後に 「今回の事件は事業主による明白な殺人事件であり、警察も殺人事件の共犯だ」とし 「民主労総と市民団体は事業主と労働部、警察など、関係のあるすべての責任者が処罰されるまで闘い抜く」と強く提起した。

続いて「エバーコスが遺族に補償金を提示したという」とし 「遺族は『真相究明と責任者処罰を優先しなければ、またくやしい死が起きる』として意を曲げずにいる」と伝えた。

また「エバーコス使用者側は、この事件が整理されれば労働者たちに成果給を支払うと約束したという」とし、 労働者たちの権利を踏みにじってわずかな金で懐柔する恥ずかしいことを続ければ、 われわれはエバーコス労働者たちの権利のためにエバーコスはもちろん、 元請のLG生活健康との闘争も辞さない」と警告した。

集会で民主労総のチョン・ウォニル忠北本部長は 「利益だけを追う資本により殺された一人の労働者のくやしい死は、 多くの下請労働者、未組織労働者、非正規職労働者、零細事業場労働者の未来になりかねない」とし 「民主労総は、殺人企業エバーコスで働く労働者たちの基本的な労働権保障と死なずに働く権利のために、 さらに、すべての労働者が死なずに働く権利のために闘争する」と話した。

忠北市民社会団体連帯会議のキム・テジョン共同代表は 「一人の労働者のくやしい死は、明白な企業の殺人行為だ」とし 「殺人企業エバーコスは、悪徳企業、殺人企業、整理企業として残り、 地域社会を動かして事業主の責任者を必ず処罰されるようにする」と話した。

建設労組忠北建設機械支部のキム・ジュウン支部長は 「建設現場で環境法に違反すれば0.1点の罰点を受ける。 ひとりが死ねば0.01点の罰点を受ける」とし 「このように労働者の命を軽く見る法制度と資本の貪欲がありえない死を呼んだ」と強く糾弾した。

民主労総忠北本部などは、エバーコス労働者たちの労働基本権保障のための宣伝活動と申告センターなどを運営し、闘争を続ける予定だ。 民主労総など21の団体で構成された「重大災害企業処罰法制定連帯」もこの日の午前11時、 ソウル中央地方検察庁の前でエバーコス経営責任者を 「不作為による殺人罪」で告発する記者会見を行った。 彼らはエバーコス使用者側およびエバーコスのチョン・テヨン代表理事を不作為による殺人罪、業務上過失致死罪、証拠隠滅罪、産業安全保健法違反罪などの容疑で告発した。

一方、雇用労働部清州支庁は報道資料で特別勤労監督の結果、 エバーコス使用者側が労働災害報告義務違反、安全保健相の措置義務違反など 合計28類型の産業安全保健法に違反していたとし、 違反の内容によって司法処置、過怠金賦課および使用中止、是正命令などの強い措置をする予定だと明らかにした。

オム・ジュチョン清州支庁長は 「事業主の法遵守風土を造成するために、 今回の特別監督で指摘された法違反事項と以前のリフト車死亡事故を併合し、 関係者に対しては強力に法的な法措置を取る予定」と付け加えた。

付記
キム・スンジャ様はメディア忠清現場記者です。この記事はメディア忠清にも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-09-04 22:03:11 / Last modified on 2015-09-04 22:03:12 Copyright: Default

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