本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:「無理な残業と特別勤務が突然死を呼んだ」
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1196658155576St...
Status: published
View


「無理な残業と特別勤務が突然死を呼んだ」

忠北(株)ユソン企業労働者の突然死で議論

チョン・ユンミ メディア忠清記者 moduma@jinbo.net / 2007年11月29日12時34分

忠北道ヨンドンにある(株)ユソン企業で29才の若い労働者が突然死した。全国 金属労働組合大田忠北支部のユソンヨンドン支会では、この死を過労による労災 と推定している。しかし会社側は「誰も死亡した事実がない」として労働者の 死亡の事実さえ隠している。

▲(株)ユソン企業労災事故現況

「控除された賃金30%を保全するための残業が突然死の原因」

11月24日土曜日午前4時、(株)ユソン企業ヨンドン工場の李某組合員が家で寝て いる間に突然息をひきとった。労働組合は李某組合員の死亡原因を、「6月から 8月まで週60〜70時間、9月から11月には週90時間の無理な残業と特別勤務で過 労死した」と推定している。

故李某組合員が特に残業と特別勤務をした理由は、4月から5月末まで膝の手術 で休職したためだ。労働組合は「会社が休職期間中に支給した賃金の30%を業務 に復帰した6月から控除したためだ。李某組合員が不足の30%を埋めるために、 さらにたくさん残業した」と述べ、「これが過労とストレスにつながった」と 話した。

組合員たちは、「李某組合員が死亡前日の金曜日の昼に、昼食も食べずに休憩 室で寝ていたが、いつもより大きないびきをかいていた」とし「金曜日の夕方 の会食では、ご飯だけを食べてすぐ家に帰宅したが、その日の夜寝ているとき に亡くなった」と伝えた。

労使交渉決裂、組合員は残業と特別勤務を拒否

故李組合員の遺族は24日未明にキムチョン第一病院の葬儀場に死体を安置して 弔問客を迎えたが、その後労働組合と協議して対策委を構成した。

対策委は死亡原因を糾明するために26日に大田国立科学捜査研究所に遺体を移 し、午後3時から解剖が行われた。解剖は、対策委が参観している状態で進めら れ、一週間から半月程後に結果が出る。

▲現場労働者たちの追慕集会

11月26日月曜日の朝、遺族は遺影と葬儀室を会社内に作り労働組合と共に経過 報告と略式集会を行った。この日、組合員たちは「一緒に働いていた同僚が突 然死んだ。仕事などできない」と、すべて作業を中断して葬儀室を守った。

この日の午後2時30分、遺族から全権を委任された労働組合が会社と交渉したが 30分で決裂した。労働組合は「会社側は交渉もしないうちから会社の遺影を病 院に移すよう要請した。労災処理の結果が出た後に交渉をしようという姿勢だ」 と明らかにした。続いて「会社側は、組合が提示した労災処理と遺族報償金の 支払い、労災が認められなかった場合の労災に準じた処理も拒否した」と遺憾 を表明した。現在ユソンヨンドン支会は組合員に27日からの残業と特別勤務の 拒否を指示している。

なお、27日午後、事実を確認するために(株)ユソン企業管理部に問い合わせた が、「労働者が死亡した事実はない」という回答しか聞けなかった。この消息 を聞いたある組合員は「会社のイメージのためにマスコミの報道を憚っている らしい」とし「それでも私たちは李組合員と共に最後まで闘う」と語った。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-12-03 14:02:35 / Last modified on 2007-12-03 14:02:39 Copyright: Default

関連記事キーワード



このフォルダのファイル一覧上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について