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  1. 1南北労働者大会蔚山開催、「イエス」「ノー」

    蔚山開催は不透明... 議論加速

    蔚山労働ニュース www.nodongnews.or.kr / 2007年03月28日14時29分

  2. 1南北労働者大会の蔚山開催をめぐり論議がおきている。

南北労働者大会の蔚山開催は、3月8日に中国の瀋陽で開かれた6.15民族共同宣 言実践共同委員会会議の冒頭発言で、アン・ギョンホ北側委員会委員長が5.1 節行事を南側でしようと公式に提案したことに続き、24日に開城で李錫行民主 労総委員長、イ・ヨンドク韓国労総委員長、朝鮮職業総同盟ヨム・キルスン委 員長が5.1労働者大会を南韓で開催することに合意し、議論が本格化した。

24日、南北労働団体の代表たちは「2007年南北労働者大会は南韓で開催し、 蔚山などで開催する。3月末までに蔚山開催に対する協議を行い、難しい場合 は昌原などで開催する」と口頭で合意したという。

合意内容のとおりであれば、2001年金剛山、2004年平壌に続いて3回目に開かれる 5.1節南北労働者大会が蔚山で開かれるかどうかは3月末に判明するものと見られる。

だが実際に開催地として議論されている蔚山地域では賛否議論が熱い。

民主労総蔚山本部のイ・ドンイク政策局長は、南北労働者大会の蔚山開催に対 して「まだ公式に議論されていない」とし「蔚山で大会が開催されれば、地域 本部の意見が十分に反映されるべきだが、まるで既定事実のように中央が強引 に進めるのは内部民主主義と手続き上問題が多い。公式単位の議決を経て公式 に進めなければならない」と明らかにした。

また「一方では87年労働者大闘争20周年記念事業を準備し、労使関係ロードマッ プ労使政合意、非正規法案合意、労災法合意、地方選挙でハンナラ党候補を支 持した韓国労総とどうして連帯できるか?」と声を高めた。

また「本部の代議員大会で韓国労総を解体しようとまで言っておきながら、統 一事業だけは例外で韓国労総と連帯するのは、組織運営の基本原則を傷つける」 とし「やらないものはやらない、韓国労総とは一緒にできない」と断言した。

これに対してチェ・グムソプ金属労組蔚山支部事務局長は「分断された南北の 労働者が初めて蔚山でメーデー記念行事を行うことは意味が大きくて栄光」と し、「南北労働者大会蔚山開催に反対する理由もなく、積極的に歓迎するべき こと」と話した。

続いて「南韓の労働運動陣営が民主労総と韓国労総に分かれているのは現実」 だが「民族の問題として見れば、労働界内部の葛藤があるといっても一つと考 える必要がある」と、南北統一問題だけは韓国労総との連帯に賛成する立場を 示した。

また「今回のことを契機に韓国労総を排斥するばかりでなく、労働運動の良心 を回復するように牽引する義務もある」とし「御用化した上層を見るのではな く、下層組合員大衆を見て韓国労総を民主化させなければならない」と強調した。

一方、韓国労総蔚山本部のキム・ジェイン政策室長は「中央から公式に蔚山に 連絡がない」としながら「韓国労総内では蔚山より昌原が望ましいのではない かという意見が多い」と伝えた。

キム・ジェイン室長は「南北共同行事で二大労総の共同行事なら、共同合意の 共同推進が基本で、民主労総が蔚山開催を一方的に推進して韓国労総にあらか じめ提案しないのは残念」と話した。

民主労総蔚山本部は29日の午前7時、李錫行(イ・ソクヘン)民主労総委員長と 懇談会を開き、午後2時に運営委員会で5.1南北労働者大会蔚山開催について 公式に議論する予定だ。(イ・ジョンホ記者)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


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