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KTX・セマウル号乗務員、無期限集団ハンストに突入

「非正規職無視する鉄道公社にハンストで抵抗する」

チェ・イニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2007年07月03日15時31分

鉄道公社に整理解雇されて1年または6ケ月を遥かに越えているKTX乗務員と セマウル号乗務員たちが今日からソウル駅で集団ハンストを始めた。

全国鉄道労働組合は7月3日午前11時、KTXおよびセマウル号乗務員をはじめ、 組合員約100人の参加でソウル駅で記者会見を行い、「整理解雇が撤回され、 直接雇用の要求が貫徹されるまで無期限ハンストに入る」と宣言した。

彼らは記者会見で「公共部門非正規職対策から乗務員の問題が除外され、解決 の展望が難しくなった。解雇が長期化しても鉄道公社は解決の意志を見せずに いる」とし、無期限ハンスト突入の背景を発表した。

鉄道労組とKTX・セマウル号の乗務員たちは李相洙(イ・サンス)労働部長官が 今年の1月から引続き「KTX乗務員を鉄道公社が直接雇用するのが正しい」、 「公共部門非正規職対策に合わせて解決する」と言い切ってきたにもかかわら ず、6月27日に発表された政府対策から乗務員が除かれたのは、李哲鉄道公社 社長をはじめとする経営陣が公共部門非正規職対策に乗務員を入れることに反 発したからだと判断している。

この日の記者会見には、チュ・ボンヒ民主労総副委員長、イ・ホドン解雇者復 職闘争特別委員会委員長、キム・ドンソン公共運輸連盟首席副委員長などが発 言し、ハンストを始める乗務員を励ました。建設労組タワークレーン分科のス トライキ現場で会社の管理者から暴行され、入院中のチュ・ボンヒ副委員長は 点滴と患者服の姿で発言に立ち「非正規職を保護するという政府の非正規職法 のためにホームエバー、松坡区庁などの非正規職労働者が解約され、路上に追 い出された」と政府の非正規職政策を強く批判した。

▲今回の無期限ハンストにはKTXとセマウル号乗務員30余人が参加する。

参加者たちは記者会見文で「労働部が乗務員を公共部門非正規職対策に入れる よう望んだが、公社経営陣が反発した」とし「新世界デパートなどが非正規職 の正規職転換方針を発表し、起亜自動車と現代自動車も一部非正規職を正規職 に転換するなど、社会の雰囲気が非正規職の深刻性を理解しているが、唯一、 鉄道公社はKTX・セマウル号の乗務員問題解決を無視している」と批判した。

また「乗務員たちは長期間の整理解雇で身も心も疲れた。ハンストが非正規職 差別と弾圧に慣れた李哲社長以下鉄道公社経営陣の良心を動かすかどうかは分 からないが、無期限ハンストで抵抗することを決意した」とし「一日も早く KTXとセマウル号に帰れることを待っている」と述べた。

記者会見を終えた鉄道労組の組合員たちは、ソウル駅広場に四棟のテントを張 り、直ちにハンストに入った。今回の無期限ハンストには約30人のKTXおよび セマウル号の乗務員とパク・ソンス鉄道労組首席副委員長が参加する。

原文(チャム セサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-07-08 19:13:46 / Last modified on 2007-07-08 19:13:51 Copyright: Default

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