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KTX-セマウル号乗務員、野宿テント座り込み突入

鉄道労組、3月28日に鉄道公社と労使交渉へ

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2007年03月27日15時10分

ソウル駅前でテントには野宿座り込み突入

1年以上戦っている鉄道労組KTX乗務支部と100日以上闘争をしているセマウル 号乗務員は、3月27日、ソウル駅で徹夜野宿テント座り込みに突入した。

今回の野宿座り込みは、3月28日の鉄道労組が提案した労使間交渉を控えて鉄 道公社がこれまでとってきた「直接雇用絶対不可」の態度を前向きに変化する ことを要求して始められた。27日、KTXとセマウル号乗務員は記者会見を開き、 再度「鉄道公社の誠実な対話の意志と態度の変化」を要求した。鉄道労組は、 23日の代議員大会でKTXとセマウル号乗務員の問題解決を先決課題に提示した。

KTX、セマウル号乗務員はソウル駅で署名運動と宣伝戦を続けている。

「鉄道公社は名分のない固執をやめろ」

KTXとセマウル号の乗務員は「李相洙(イ・サンス)労働部長官の不適切な外注 委託を是正する方向でKTX乗務員問題に対する対策を講じると発言したこと、 韓国社会有数の人権団体-女性団体がKTX乗務員を不当な差別に抵抗した正当な 活動家と高く評価して賞を与えた点などからも、これ以上鉄道公社が「直接 雇用絶対不可」という何の名分もない方針に固執することはできない状況」 と指摘した。

続いて乗務員たちは「時間稼ぎで事態が宥和するのを待つという安易な態度か ら抜け出せ」と要求し、「さらに積極的で前向きな態度でKTX-セマウル号乗務 員の直接雇用正規職化要求に耳を傾けることを希望する」とし「努力しても私 たちの切なる願いと要求が再び遠ざけられ、鉄道労組の誠実な対話の意志さえ 拒否されれば、われわれKTX-セマウル号乗務員は死を覚悟した極端な闘争方法 を選ばざるをえないと厳重に警告する」と明らかにした。

鉄道労組も「争議行為に次ぐ本格的な大衆闘争で事態を悪化させた責任者を 断罪する闘争を計画する」と警告した。

KTXとセマウル号の乗務員たちは、3月15日に釜山駅を始め栄州駅、益山駅、順天駅 などの地を巡回して集中闘争を行った。また22日には大田駅で野宿座り込みを行い、 大田政府庁舎前で集会を開いた。続いて30日にはソウル駅広場で大規模鉄道労 働者決意大会を開催する予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-05-29 04:39:24 / Last modified on 2007-05-29 04:39:26 Copyright: Default

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