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サムスン電子ベトナム工場の新築現場で4千人がデモ

労働者を電気棒で殴打...12人負傷、コンテナ3棟とバイク22台全焼

チョン・ウニ記者 2014.01.12 11:55

最近ベトナム北部の大規模なサムスン電子工場新築現場で発生した衝突が、作業に遅れた労働者に対するサムスン外部の警備会社による暴力のためだったことが明らかになった。

1月11日、ベトナムの言論トイチェーは、「ベトナム国務総理に提出された報告書は 9日午前6時50分、建設会社労働者と(サムスン会社を保護するために雇用された) サムスン保安サービス会社のプロジェクト担当者の間での衝突が発生したことだった ことを確認した」と報道した。

これによれば、9日午前、ベトナム北部タイグエン省のイェンビンにあるサムスン 電子の工場新築現場でサムスン外部の警備会社プロジェクトの職員は作業時間 に遅れて到着し、出入口を越えて作業場に入ろうとしたある労働者を制止し、 まもなく二つの協力業者職員間での衝突につながった。

トイチェーによれば、警備は出入口を越えようとする労働者を追撃、電子衝撃棒 で殴打し、彼を気絶させた。

[出処:http://www.libcom.org/]

数百人の労働者が警備の残忍な行動に怒って集まり、騒乱の中で「警備が人を 殺す」という悲鳴が聞こえた。労働者たちは警備と警察に石を投げ、警備員が 使っていたコンテナとバイクにも火を付けた。

警備用役の過剰対応による抗議性暴動は、建設現場1万人の労働者のうち4千人 が参加し、3時間ほど続いた。

また、暴動でコンテナ3棟とバイク22台が焼かれ、警備11人と警察2人が現場で 怪我をした。しかし全員直ちに病院に運ばれ、深刻な負傷はなく、当日3人が 病院から帰宅したとこの言論は付け加えた。

これに対してチャンネルニュースアジアは10日、ベトナムで労働紛糾は一般的 ではないと報道、異例なことだと解釈した。

ベトナム北部タイグエン省イェンビンのサムスン電子工場は、ベトナムにある サムスン電子の第2工場で、昨年3月に着工し、今後ここで携帯電話、タブレット、 マイクロプロセッサなどが生産される予定だ。

ベトナムの最低賃金は昨年平均月12万ウォンで、最近多国籍企業の生産工場が 先を争ってできている。今年、地域によって14.2-16.6%上げられる予定だが、 上がっても20万ウォン以下の水準でしかない。

ベトナム政府は衣類からIT分野に製造業の基盤を変更するという趣旨で、 サムスン、インテル、ノキアなどのIT企業に税金の特典などを提供している。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-01-13 12:14:01 / Last modified on 2014-01-13 12:14:01 Copyright: Default

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