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民主党、西海の油流出特別委に李健煕の証人出席を推進

朴洙賢院内副代表、「住民要求5千億、サムスンは8百億が公式立場」

キム・ヨンウク記者 2012.12.27 11:44

民主統合党の朴洙賢(パク・スヒョン)院内副代表は12月27日の党高位政策会議 で、西海岸(泰安)油類汚染事故関連国会特別委員会に李健煕(イ・ゴニ)三星会長 を証人として出席させる案を進めると明らかにした。

西海岸油類汚染事故は2007年12月7日、忠清南道泰安郡の近海で香港船籍タンカー ヘベイスピリット(Hebei Spirit)号とサムスン物産所属のサムスン1号が衝突し、 タンカーのタンク内の原油が泰安近隣海域に流出した最悪の環境汚染事故だ。

朴洙賢院内副代表は、「西海岸油類特別対策委員会が今年の末で期限が終了す るが、5年経った油被害の解決がまだ始まってもいない」とし「サムスンの地域 発展出資金に関しては、既存の出資金千億ウォンの他に、被害住民対策協議会 が要求する5千億ウォンの地域発展出資金を払うよう協議してきたが、サムスン は会社の経営条件上、800億ウォンしか出せないという公式な立場を伝えた」と 明らかにした。

朴洙賢院内副代表は「特別委は当初住民が要求した水準で協議できないければ、 また特別委全体会議を開き、サムスンの李健煕会長を証人に出席させるという 前提のもとに、サムスンと協議を進めてきた」とし「サムスンの態度が生ぬる いので、われわれはまた特別委全体会議を招集して李健煕会長を直接証人とし て出席させる案を進める」と明らかにした。

朴副代表は「12月31日の特別委の期限を来年の適当な時点まで延長する合意が 必要だ」とし、民主党の院内指導部にセヌリ党とこの問題を協議するよう要請 した。

11月22日、特別委は油流出事故の補償と生態系復元問題を議論するために国会、 サムスン重工、被害漁民、専門家で構成された傘下特別協議体を構成した。 特別協議体では、サムスン重工業出資基金を5千億ウォンに増やす方案と、 地域発展出資金の活用方案を議論してきた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-12-28 13:08:04 / Last modified on 2012-12-28 13:08:05 Copyright: Default

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