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韓国:サムスン、死の工場のイメージ取り払おうとショー? | ||||||
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サムスン、死の工場のイメージ取り払おうとショー?「白血病疑惑を解きたければ被害者とパノルリムに作業環境を公開せよ」
キム・ヨンウク記者/ 2010年04月12日18時26分
サムスン電子が死の工場のイメージを脱するために、全力をふりしぼっている が、サムスンの労災問題を提起してきた産業安全、労働団体は『ショー』だと 指摘している。サムスン電子の対策は1回性のクリーンルーム公開や工場外部の 環境改善など、文字通りイメージ改善事業でしかないという。 サムスン電子は4月7日、全半導体事業場に『ナノシティ』と名付け、作業場の 環境と業務方式を大々的に改善すると発表した。別名の夢の職場を作るという のだ。これと共に、器興事業場をはじめ京畿、華城、忠南、温陽などの半導体 事業場三か所を『キャンパス』と呼ぶことにした。ビルの外壁には感性的なグ ラフィックをつけ、生産施設の中には露天カフェと散歩道、コーヒー専門店も 置く。サムスン半導体で働き白血病で9人が死んだことが伝えられ、死の工場の 論議がおきたことでイメージを改善しようとする試みの一環と解説される。 15日には白血病発病で問題になった半導体生産ラインと別名クリーンルームも 言論に公開する。サムスン電子は「半導体工場で白血病患者が発生していると いう疑惑が続いているため、半導体工場の作業環境と工程を透明に公開するこ とにした」とし、各報道機関の記者を招いて作業場と生産ラインなどを公開し た後、説明会と質疑応答の時間を取る。 今回の公開の対象は、半導体生産ライン全工程と勤労者が実際に直接化学物質 を触って扱うかどうか、そして作業場勤労者がX線に晒されるかどうかなどだ。 「安全保護装置の解除後に作業するという情報提供もあったが...」 しかし記者がクリーンルームを見学しても検証できないという指摘は多い。ク リーンルーム自体は元々目で見れば清潔だからだ。8年ほどクリーンルーム生活 をしたという『ヘミン』氏は、半導体労働者の健康と人権守備『パノルリム』 の掲示板に「先端公害を明らかにするためには、長期間の公害を捜し出さなけ ればならない」とし「サムスン半導体労働者のガンも長期間にわたる『露出』 で発生したのに、一時的な工場公開で明らかにするのは難しく、サムスンもこ れを知っていて公開するのだろう」と非難した。『ヘミン』氏は「クリーンルー ム自体が真空清掃機」とし「毒ガスやその他の毒性物質の臭いも圧力の差を利 用して管理しているが、問題は長期間露出した時、そうした装置が本当に長期 間にわたり、安全かどうかを明らかにすること」と診断した。 パノルリムのイ・ジョンナン労務士も「半導体工場は数百種類の化学物質と、 ガス、放射線が出てくる所だが、一度見て問題が分かるはずもなく、瓶の栓に 発ガン物質と書かれているはずもない」とし「該当成分を調査して放射能機械 を24時間稼動しているのか、測定機で測定しなければならない」と指摘した。 さらに大きな問題は、実際に安全保護装置を解除するかどうか調査できないこ とにある。イ・ジョンナン労務士は「生産量が莫大で『インターロック』とい う安全保護装置を解除して働き、調査の時は開閉装置をかけて仕事をしたとい う情報提供が2-3年前から前現職の勤務者からあった」とし「本当に完全に疑惑 を解きたくて記者に公開するのでなく、被害者とパノルリムに公開して、前と 本当に変わったかどうかを見せなければならない」と批判した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2010-04-19 02:07:36 / Last modified on 2010-04-19 02:07:38 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ | ||||||