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韓国:三星エスワン、営業職労働者の大量解雇で物議 | ||||||
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三星エスワン、営業職労働者の大量解雇で物議「契約方式問題がある」 警察の意見に1700人を集団契約解除 チェイニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2006年10月20日11時28分 三星エスワンが営業専門職の労働者を大量に解雇した事実が一足遅れて明らか になった。 解雇されたのは(株)三星エスワンの保安装備のセコムを販売する 営業職労働者で、全国的に何と1700人あまりにのぼる。
しかも、三星エスワンがこれらの労働者を解雇した理由は、警察庁の某警偉の 個人的な「意見書」に過ぎない質問書によるものだったことで問題になってい る。三星エスワンは、警察庁質問書に含まれていた「委託契約形態で雇用され ている営業専門職契約には法律上問題があり、処罰されるらしい」とし、全国 の営業専門職労働者約1700人に自主的に契約解除申込書を作成させる形で契約 終了を通知した。 8月8日に予告されない契約解除通知を受けた後、三星エスワン労働者連帯を組 織し、復職闘争を始めた労働者は、問題の警察庁の文書について「文書は警察 庁の某警偉一個人によって作成されたと確認された。意見書に過ぎない書類に 基づき、予告なく契約解除したことに疑惑を持っている」と述べた。 三星エスワン労働者連帯は、「誰が警察庁に質問したのかは明らかではないが、 質問内容が営業専門職を解雇するためにわざわざ作った内容であるかのように 専門的で、ひどい誘導訊問だ」という疑惑を提起した。彼らは2か月ほど三星 本館前、李健煕会長宅前、三星エスワン本社などで1人デモと集会を続け、不 当解雇撤回と雇用保障を要求している。だが彼らが受けた大量解雇や闘争は、 きちんとマスコミで報道さえされていない。
尾行、監視、懐柔、脅迫... 三星式労働弾圧 彼らが復職闘争を始めた後に表面化した使用側の妨害工作もまた深刻だ。三星 エスワン労働者連帯の発表によると、組合員への監視と尾行ばかりか自宅に無 断侵入して数時間、組合員の個人情報を収集し、多くの人身攻撃と脅迫を続け ているという。 タプゴル公園前で集会をしている途中、彼らに摘発された会社職員から懐柔可 能対象者名簿と集会の発言内容が記された手帳、集会を撮影したビデオカメラ などが発見された。 さらに、9月26日には労組事務室周辺をうろついていた車を発見し、確認しよ うと接近した組合員をこの車両がひき逃げするという事件もあった。ひき逃げ 車両として通報し、車両番号を問い合わせた結果、三星エスワン本社人事課の 業務用車両であることが明らかになった。車にひかれた組合員は足腰に負傷し、 全治3週間の傷で入院治療中だが、会社の幹部は「ひき逃げの告訴を取り下げ なければ特殊暴行罪と誣告罪で告訴する」と脅迫している実情だ。
「最高権力三星が処罰を心配する?」 くやしい境遇に置かれている被解雇労働者たちは、19日の午前11時に記者会見 と決意大会を開き、これらの事実を暴露した。彼らは記者会見文で「Xファイ ル事件を見ただけでも分かるように、法曹界、政界、言論など、この国の権力 者たちの上に君臨してきた三星が、警察庁の質問文一枚で処罰されることを恐 れて契約解除したとは本当に苦しい弁明でしかない」と批判した。 彼らは「労働者の生存権に無関心な三星は、ただ自社のイメージ毀損だけが心 配で、われわれの要求を徹底的に無視したままで尾行監視、懐柔脅迫など三星 式労働弾圧を続けるばかりだ」とし「なぜ三星が突然1700人もの大量解雇を行っ たのか、徹底的に真実を暴く」と決意した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2006-10-21 17:23:22 / Last modified on 2006-10-21 17:23:23 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ | ||||||