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サムスン半導体の被害情報提供者55人、「さらに増える」

7日までに情報提供者55人、死亡者17人

チョン・ジェウン記者 2010.06.10 18:20

半導体労働者の人権と健康守備パノルリム(以下パノルリム)は、6月7日まで サムスン電子半導体ラインでの白血病などの職業病ガン被害情報提供者は 55人に達すると明らかにした。

勤労福祉公団で労災が認められなかった後、2010年1月行政訴訟を出した被害者 6人、勤労福祉公団労働災害審査を請求中の被害者1人、2008年まで情報を提供 した被害者15人、2010年5月13日労災申請者5人、故パク・チヨン氏死以後被害 情報提供者28人。計55人だ。

このうち死亡者は17人にのぼる。

これに関し、サムスン電子の関係者はパノルリム側が独自に集計した数字とし、 三星電子側も「最近発病者数の把握はしている」と話したが、正確な被害者数 は明らかにしていない。

情報提供者が増えることに付いてイ・ジョンナン パノルリム関係者は「出てこ なかった被害者が今少しずつ表れている。これからもっと増えるだろう。2007 年11月、本格的にサムスン工場の器興工場で6人の被害者と白血病問題を提起し た時、サムスンはたった6人で、個人的な問題だといった」と伝えた。

イ・ジョンナン氏は、被害情報提供者が増え、2つのことが変わったと伝えた。 一つは再調査のためのサムスン電子が自らコンソーシアムを構成、『サムスン 電子健康研究所』発足など、初めは無返答だったサムスン側が積極的に動いて いるいうことだ。

また被害者が増え、被害者を「買収」しているという疑惑を提起した。イ・ジョ ンナン氏は「被害者のほとんどは経済状態に余裕がないことを利用して、三星 電子側は裏からひそかに圧力をかけている。被害者にさらなる苦痛を抱かせて いるのだ。サムスン電子の対話方式は卑劣だ」と批判した。

これに関し、サムスン電子関係者は「そんな事はない」と全面的に否認している。

パノルリム側は追加の情報提供者などと共に集団労災申請を準備している。ま た、産業安全公団の正確な疫学調査をするために力を貸すと伝えた。7月23日、 故ファン・ミヌン氏の命日に合わせ、7月末にサムスン電子半導体ライン工場を 回って一週間、路上巡回闘争をする計画もある。

一方、ハンギョレ21が単独で報道した記事では、世界3大ファンドに選ばれるオ ランダのAPG資産運用を含む8つの機関投資家が、5月21日に三星電子のチェ・ジ ソン社長に送った投資家共同質問書によれば、サムスン半導体白血病労災の議 論に関してヨーロッパと米国の機関投資家が集団的に真相究明を要求している。

彼らはこの日『サムスン電子の労働環境安全政策と実行に関するレビュー』と いう質問書で「われわれは投資を代行する機関として、私たちが投資する会社 の環境親和、社会責任、支配構造健全性を注意して検討する義務がある」とし 「サムスン電子出身の労働者が提起した労働者の健康と作業環境の安全問題に 深刻な疑惑を表明する」と明らかにした。(記事提携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-06-11 03:37:04 / Last modified on 2010-06-11 03:37:35 Copyright: Default

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