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露天商が延世路を占拠して西大門区庁と対峙

露天商生計対策のない大衆交通専用地区工事阻止を予告

キム・ヨンウク記者 2013.09.30 18:10

9月30日、露天商が新村五叉路から延世大前の陸橋までの道路(延世路)の「大衆交通専用地区」造成事業工事を防いで対峙し、西大門区庁と緊張感が高まっている。

民主露天商全国連合(民主露連)所属の露天商約80人はこの日の午前9時から新村 大衆交通専用地区工事のために車両通行を全面制限した延世路両車線を占拠し、 工事を阻止した。区庁が大衆交通専用地区工事を始めれば、工事期間だけでなく、 その後も露天商の生計対策は全くないためだ。

民主露連西部地域の関係者は「延世路の露天商も地域懸案解決のために積極的 に協力するという気持ちで、区庁と工事期間とその後の生計対策のための交渉 を進めたが、区庁は事実上、露天商が自主的に生計を立てろという調子で工事 を強行しようとしている」とし「区庁長の地方選挙再選のためのばらまき工事 だという疑惑に満ちた事業のおかげで露天商が生計を失うことになった」と述 べた。現在、延世路周辺で露店により生計をたてている人は30人程度だ。

民主露連によれば、大衆交通専用地区造成事業は、ソウル市の「歩行者中心の 道路」を作るための事業とかみ合わさって工事が進められている。この事業に はソウル市予算28億ウォンなど合計80億ウォン以上がかかり、西大門区庁は 露店撤去用役締結の予算4500万ウォンも策定しているという。これにより民主 露連西部地域は、3月に事業趣旨に共感する地域のさまざまな市民社会団体と 対策委員会を発足させ、西大門区庁と対話と交渉を進めてきた。

民主露連はこの日、声明書で「対策委の基本立場は、この事業が周辺商人らと 露天商、地域住民たちすべてが共生でかる方向で進めるべきだということで、 そのための区庁の具体的な代案を要求した」とし「しかし区庁は大衆交通専用 地区工事が近づいても露天商とは何も合意がなく、特に「車のない道路」への 転換以後、露天商の生計問題についての計画が全くない状態で、区庁の態度が 大衆交通専用地区事業を装った露店強制撤去に転換されたのではないかと疑う しかない」と疑問を表わした。

民主露連は「露天商生存権保障と駐車問題解決のため具体的な対策がない限り、 大衆交通専用地区工事は決して認められない」とし「西大門区庁が露天商強制 撤去をすれば、命がけの闘争で防ぐ」と工事の阻止を続けると予告した。

この日、民主露連の工事阻止により、区庁側は民主露連と面談をしたが、交渉 は決裂した。民主露連の関係者は「区庁側が面談で全く代案を出さず、交渉が 決裂し、10月4日の午後1時に延世路で『大衆交通専用地区』事業反対露店生存権 争奪1次決意大会を開く予定」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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