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「警察、龍山惨事のビルに用役常駐を知っていた」

建物に入っていた用役職員ハ某氏証言

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キム・ヨンウク記者 batblue@jinbo.net / 2009年10月15日10時52分

弁護人:19日午前に(龍山惨事があった)ビル2階から「3階と4階の間の階段にバリケードがある」と警察に叫んだことがあったか?
用役職員:大声を出した。
弁護人:19日午前から証人が建物の中にいることを警察が知っていたか?
用役職員:知っていた。

龍山惨事が起きた建物2階に撤去用役業者の職員が上がっていた事実を警察も知っ ていたという証言が、用役業者職員のハ某氏から出てきた。ハ氏は龍山惨事が あった1月20日未明に建物内部に二回放火し、懲役6月・執行猶予2年を受けた。

ソウル中央地法刑事合議27部(部長判事ハン・ヤンソク)は10月14日にも裁判を 開き、撤去業者職員と龍山4区域再開発副組合長、住居入居者を証人に呼んだ。

証人になったハ某撤去業者職員は、撤去民が惨事があったナミルダン・ビルで 櫓を作っているという知らせを聞き、午前6時10分頃、4人の職員とともにビル に入り、特殊部隊投入直前までいたと主張した。

ハ某氏たちがナミルダン・ビル中に入る過程で、警察の強い制止はなかった。 ハ氏は「警察は制止したが『われわれの現場の建物だから入る』と言い、 そのまま入った」と証言した。

建物中に入ったハ氏と用役業者職員が10月19日午前に「建物3階と4階の間の階 段にバリケードがある」という事実を警察に知らせた。彼は弁護人が『19日午 前から証人が建物の中にいることを警察が知っていたか?』と尋ねると、「知っ ていた」と証言した。

10月9日の裁判で証人に出てきたペク・ドンサン竜山警察署長は、建物の内部に 用役がいるかもしれず、火をおこしたことを見たり報告を受けたりしていない と証言した。ペク・ドンサン署長は証人席で「もし用役業者職員が中にいると いう事実を知っていとすれば、そのままではいなかった」とし、むしろ弁護団 に大声を上げることもした。

用役職員ハ氏の証言は、ハ氏が執行猶予を宣告された裁判の過程で検察が調べ た事実をもとに確認された。したがって、ペク・ドンサン署長が偽証をしたか、 竜山警察署職員が知っていも署長に報告せず黙認したか2つの可能性が存在する。 しかしいずれにせよ警察は知っていた。用役業者職員の建物内の常駐を知って いたことは、警察が不法を黙認したことになり、問題が深刻だ。

その上、キム某竜山警察署情報課刑事は、ハ氏と7回も通話した記録があった。 キム氏はハ氏に電話をかけて『中に格別なことはないか』と尋ねた。こうした 情況のために竜山氾国民対策委と撤去民は、警察が用役職員と合同作戦をした という疑惑を提起してきた。

これに先立ち、証人に立ったチョン某再開発副組合長は「19日、用役業者職員 たちにナミルダン・ビルに入るなと指示した」と主張した。

警察が信じられず全撤連に加入

この日の裁判では、用役業者職員の警察合同作戦疑惑の他にも撤去民の日常で 起きた用役業者職員の暴力と警察の黙認議論も争点になった。

証人に出てきた竜山4区域住居入居者チョン・ヨンシン氏は、自分が暮している ときに目撃したことと聞いた事実を証言した。チョン・ヨンシン氏によれば、 用役職員が直接全国撤去民連合(全撤連)に加入した入居者たちに威嚇を加えて 暴力を行使したが、通報を受けて来た警察は無気力だった。

チョン氏は「用役職員が義父と夫が商売をしているビヤホールで乱暴したので 警察に通報したら、警察はむしろ『エイ酒を飲んでいるんだ。ほろ酔いだから 大目に見てやれ』と言った。警察に『あの人だけはこさせないようにしてくれ』 と言ったが、警察は帰り、用役は入口を椅子でふさぎ商売が出来ないようにし た」とし「用役職員は1週間、昼夜もなしにやってきて、私と夫を殺すと脅迫し たが、警官はこなかった」と証言した。

チョン氏の証言によれば、さらに警察はCCTVに映った現行犯も捕まえなかった。 チョン氏は「一度は用役がコンビニに入り、商売できないように乱暴したが、 それがコンビニのCCTVにすべて映っていた。コンビニの社長が立ち上がって業 務妨害で捉えろといったが、パトカー5台が出動してもがっしりした用役が防ぎ、 用役事務室に逃げた用役を捉えられず、その翌日もその用役は町内を闊歩して いた」と話した。チョン氏は「通報しても警察はほとんどこない」と主張した。

チョン・ヨンシン氏は全撤連に加入した理由について「これまで4区域に常駐し、 私たちに暴力をふるう用役をむしろ警察は擁護し、現行犯も捉えないのを見た」 とし「警察は無視したが同じ撤去民の立場で私たちの心情を理解してくれる全 撤連の撤去民は私たちを支援した」と証言した。

龍山惨事は1月20日、竜山4区域再開発地区で賃貸商店などを要求し、櫓座り込 みをした撤去民鎮圧のための警察特殊部隊投入で、5人の撤去民と1人の特殊部 隊員が死亡した事件だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2009-10-16 06:42:53 / Last modified on 2009-10-16 06:42:55 Copyright: Default

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