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犯罪呼んだ再開発地域の「空き家」対策が切実

[進歩不動産紹介所]空き家、公共が管理すべき

パク・ハンニョン(サムソン4区域代案開発チーム)/ 2010年03月18日14時02分

女子中学生、李さん(13)の拉致殺害事件を契機に、都心再開発・再建築地域に 対する特別治安対策要求が大きくなっているという。今回の事件が釜山トクポ 洞の再開発地域の空き家で発生したためだ。

釜山だけでなく、全国の再開発候補地域には管理されていない空き家が多い。 入居者の補償を避けるために、または事業をはやく推進するために、早期に退 去させ、空き家として放置しているためだ。

ところがこうした「空き家」が問題だ。人が済まず、取り壊されることだけを 待っているのできちんと管理されず、町内の醜い存在であるだけでなく、青少 年の脱線や犯罪の場所として利用されやすい。

ソウル市城北区の再開発予定区域のチャンス村(サムソン4区域)の代案開発プロ ジェクトにかかわり、空き家の主人と何回か接触を試みた。ほとんどの空き家 の主人は連絡もできず、その上に連絡できても「空き家」を貸してくれなかっ た。私たちが直接修理して使い、月貰も払うといったても不動の姿勢だ。家賃 を取れば補償問題が生じたり事業推進が遅くなるかもしれないという。

再開発予定区域だが、実際には事業が進められずにいるチャンス村(サムソン4 区域)でも「空き家」はほとんどが投資目的で保有され、家賃を払って人が暮 したり管理するのは投資の障害でしかない。

▲チャンス村(サムソン4区域)の空き家[出処:進歩不動産紹介所]

チャンス村(サムソン4区域)の場合は住民も自治体も建設業者も再開発を事実上、 放棄した町だ。再開発は全く進んでいないのに、空き家は相変らず投資目的 (?)のためにかたくなに放置されている。村の安全と住民の便益は、個人の私有 財産権の行使に押され、考慮の対象にもならない。ところが投資する人はとも かく、町内の他の住民が顔も知らない人の投資の利益のために醜く放置された 空き家の横で不便と不安を甘受するのはとても不便で不当だ。

事業進展が遅れたり止まった再開発地域が全国によくあるが、これらの空き家 は公共の領域で管理されなければならないと思う。私がチャンス村(サムソン4 区域)代案開発プロジェクトを進め「空き家」に注目したのもそのような脈絡だ。

幸い、空き家を所有する家主を説得するのに成功して、プロジェクトチームと 住民の会合の空間として活用し、他の空き家も住民参加型共同施設に変える計 画を進めている。家はやはり人が行き来することで壊れず生命力を得る。

個人的には「空き家プロジェクト」への悩みが深くなっているが、私有財産権 と公益の間の優先順位と均衡の問題だ。したがって、公共が乗り出すべきで、 社会的な合意で制度的に整理すべき部分がある。私の考えでは、所有者が空き 家を直して使うことを最後まで望まないのなら、むしろ現在の状態の地上権を 認め、壊すことが公益のための次善だ。

開発と投資収益の欲望は、正常な家も壊そうとするが、町内と住民共同体を生 かし、安らかな居住条件を確保しようとする欲望は、家を生かそうとする。衝 突する二つの欲望の間で公共がその役割を探さなければならない。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-04-04 09:33:09 / Last modified on 2010-04-04 09:33:11 Copyright: Default

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