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用役の暴力を書いた朝鮮日報、背後は隠蔽

朝鮮日報社説、ホラム・ヒョナムを切り捨てる

ユ・ヨンジュ記者 www.yyjoo.net / 2009年02月09日3時41分

龍山惨事についての検察の捜査発表が予定されている今日、朝鮮日報は〈「君 は首が鉄になったか」と借家人を威嚇した撤去業者〉を社説にした。

用役-建設資本-警察(政権)は、開発利益のために建物と住民一切の撤去で作動 した暴力の鎖だ。この構造的なコネクションが、籠城者5人と警察1人を死に追 いやった。しかしまだ事件の実体的な真実は明らかになっていない。

こうした中、朝鮮日報は今日社説で、用役(撤去用役業者)を捨てるカードを切っ た。朝鮮日報は2月7日、『KBSニュース9』が用役の暴力と不条理を報道した事 例を挙げて、用役の暴力行為を比較的詳しく要約した。

朝鮮日報はまた、龍山4区域撤去用役業者の暴力について、「再開発組合と昨年 6月30日までに区域内のすべての建物を撤去するという契約を結んだためだ。用 役業者はその期限を守れず、毎日契約金額(51億ウォン)の0.1%、510万ウォンの 遅滞補償金を支払っている」と指摘し「用役業者の不条理に苦しむ撤去民は、 彼らなりに悪に対し、猛烈な闘争を選択するようになる」と明らかにした。

ここまでを見れば、朝鮮日報が思いのほか理性的な主張を展開しているように 見える。果たしてそうか。とんでもない。むしろ『暴力の鎖』の構造を知能的 に隠す。

朝鮮日報は、請負契約が再開発組合と撤去用役業者が結んだとまとめ、契約の 核心主体の一つである施工者を隠した。『国際ビル周辺4区域都市環境整備事業 中建築物解体および残滓処理工事請負契約書』は都市環境整備事業組合(甲) - 撤去用役業者(乙)-施工者(丙)の間での契約だ。

施工持分は、三星物産が40%、デリム産業と浦項製鉄建設が各々30%で三星物産 が主幹事社の役割を果たしている。龍山4地域の再開発で三つの施工者の結合は、 歴代最強のコンソーシアムという評価を受けている。

契約書は『工事監督官』に三星物産(株)代表理事のイ・サンデ、デリム産業(株) 代表理事のキム・ジョンイン、(株)ポスコ建設代表理事のハン・スヤンを明示 している。工事監督官は、撤去用役業者の業務全般を管理監督するが、『建築 物解体および廃棄物処理工事』についての管理を委任された者と定義している。

『建築物解体および廃棄物処理工事』の範囲には、△撤去妨害行為に対する予防 および排除活動、△再開発区域内常駐警備、△明け渡し訴訟および明け渡し執行 業務などが含まれている。

契約内容によれば、ホラム、ヒョナムなどの撤去用役業者はこれを遂行するが、 業務推進計画の樹立と計画による推進実績を毎日三星物産などに報告しなけれ ばならない。結局「君は首が鉄になったか」という威嚇は用役がしたが、こう した暴力を教唆・ほう助したのは三星物産だという事実だ。

今日検察は、警察1人に対する特殊公務執行妨害致死傷の疑いを適用し、撤去民 を起訴、放水銃を撃った用役と建物の中で火を焚き、有毒ガスを上げた疑いで 用役会社職員の一部を刑事処罰するという内容を発表するものとと予想される。

朝鮮日報の社説はこのシナリオに正確に照応する。検警に対して「全国撤去民 連合のような暴力団体」と「それに少しも負けない撤去用役業者の暴力」に断 固として対処しなければならないと注文するが、このメッセージは検警に向け られたものではなく、市民に向けられている。事態の本質を全撤連と用役の対 立と暴力問題に単純化させ、暴力を誘発してこれを管理してきた背後の『三星 物産』は隠すというきわめて知能的な文を書いた。

朝鮮日報は今日、ホラム・ヒョナムを切り捨てた。同時にいつもの通り、 「『再開発対立』を『階級対立』に推し進める」左派団体に刃を研いだ。

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原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2009-02-10 07:26:20 / Last modified on 2009-02-10 07:26:21 Copyright: Default

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