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惨事の現場には別の誰かがいた

[チェ・インギの生きていれば]警察-用役コネクションを明らかにせよ

チェ・インギ(編集委員)/ 2009年01月25日17時14分

龍山惨事の現場には別の誰かがいた。彼らはジャンパー姿で運動靴をはき、黒 い帽子をかぶった男たちだ。彼らは誰か? 推測の端緒は、共に合同検挙を実施 したという音声録採記録だ。

「一緒に、外部警備員たちハンマーなどの装具をブラシ七つと私たちの兵力の後 についてきて3階から4階でその是正装置解除しているところです」という音声 が流れ出た。

時刻は1月20日午前6時29分42秒頃だ。その記録は、今回の検挙と撤去の過程で 強く否定されてきた用役班と協力したという主張をひっくり返した。今、争点 は発火の原因をめぐる責任攻防を越え、新しい局面に進んでいるようだ。彼ら は誰で、どこからきて、正体は何か?

もし撤去用役業者職員を装うとしてもおかしい。対策委の調査によれば、龍山 4区域で組合と契約を結んだ用役業者はホラム建設とヒョナム建設で、彼らの役 割は『足場、構造物、解体工事業』に分類され、単に撤去業務を専門に担当す る人々でしかない。検挙の現場に組織的に飛び込み、特攻隊員と作戦を遂行す るなどありえない。

では区庁が雇った警備会社職員か? だが警備業法のどこを探しても、検挙の現 場で警察と合同で検挙作戦ができるとはなっていない。それだけでなく、警備 業法によれば、『警備員の義務のうち、他人に威力を誇示したり物理力を行使 するなどの警備業務範囲を逸脱した行為をしてはならない。そして警備業務の 範囲を逸脱した行為を指示してもらならない』となっている。

これに照らすと、彼らが誰なのか正確には分からないが、色々な情況を総合す ると、撤去民の連行と検挙作戦に用役班員が投入されたのだ。このように、事 態のすべての進行過程で初めから公権力の不法が強行されたのだ。

警備業法施行規則によれば、警察は用役班の身元を把握して配置するようになっ ている。したがって警察は、今すぐ現場にいた用役班のリストを確保して、彼 らが果たしてどのような人々で構成されていたのかを調査すべきだ。あるいは 組織暴力団のように雇ってはいけない人が包まれていたのではないかを徹底的 に調査しなければならない。いったいなぜそこでハンマーを持って闊歩してい たのか、誰が具体的な指示を与えたのかも把握しなければならない。

それだけでなく、今回の惨事が起きる前から現場の用役班に対して警備業法施 行規則12条により用役班員への事前教育が普段から十分になされてきたのか、 普段、用役班員が携帯してはいけない装備を携帯していた理由は何か、警備用 役班員の身分を確認できる服装の着用がなぜ行われなかったのかについても徹 底して調査しなければならない。

今回の惨事は長い間予告されてきた。京畿道烏山市、水清洞、京畿道高陽市風 洞などで、用役班たちは火炎瓶を投げたり銃を撃った。こうした時、警官は常 にそばで手をこまねいて見守るのが仕事だ。古い話をしなくても、昨年京畿道 の一山では、露天商への用役班の暴力を見てこれを悲観した1人が自殺した。もっ と生きるはずの若い露天商だった。路上で、撤去地域で、公然と行われてきた 蛮行のためだ。

普段、警備用役業者職員という名で合法的な身分を利用し、多くの都市貧民を 死に追いやった人々、人が焼け死ぬ現場で焚き火をして見物をしながら「火を 消すな。**たち。君たちは誰の側か」と現場に出動した警察官に大声を出して、 喜喜楽楽としていた用役班たち、彼らが誰の指示を受けて、どこからきたのか、 あるいは彼らが今回の事態の放火と何か関係がないのか、一つ一つ明らかにし なければならない。

そうすることが、撤去現場で、露店摘発現場で死んでいった多くの人々の死に、 少なくとも、とても少ないけれど、報いることだ。

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原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2009-01-27 03:11:57 / Last modified on 2009-01-27 03:11:58 Copyright: Default

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