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「貧しい人々を殺す貧困を撤廃しよう!」

「貧しくない権利の争奪ために貧困葬儀」

カル・ホンシク記者 2013.10.18 11:28

▲17日午後2時保健福祉部の前で貧困葬儀が開かれた。

国連が決めた世界貧困撤廃の日をむかえ「貧困葬儀-貧困のために死んでいった人々を追慕し、われわれは要求する! 貧困ない世の中を!」追慕祭が1017貧困撤廃の日組織委員会(以下 1017組織委)の主催で10月17日午後2時に保健福祉部の前で開かれた。

司会をした貧困社会連帯のキム・ユニョン活動家は「1対99の社会における貧困 の問題は、貧しい誰かの問題ではなく富を独占する社会の問題」とし「そのた め貧しくならない権利、誰もが道路で死なない権利を私たちの手で勝ち取るた めに貧困の葬儀を行う場を用意した」と明らかにした。

発言した全国障害者差別撤廃連帯のパク・キョンソク常任共同代表は「韓国の 社会で死んでいった多くの貧しい人々は、何とかして暮らそうと、泣きながら しがみついたのに、この社会は相変らず『お前のせいだ』、『もっと努力しろ』 と言う」とし「法と制度に閉じ込められ、泣く泣くもの乞いをした私たちの誤 りだ。もっと努力して、私たちの涙と怒りでかたまった闘争を作ろう」と声を 高めた。

▲発言するチョン・ジヌ副代表
労働党のチョン・ジヌ副代表は「労働者が労組の旗を作り、撤去民、障害者、 露天商が共に集まって戦ってきた」とし「先に行った人々の名前を誇らしい 闘争の名にするために今日の葬儀を闘争の祭りにすることを共に決議しよう」 と主張した。

全国撤去民連合のチャン・ヨンヒ議長は「最近、多くの露天商の人が撤去のた めに崖っぷちに立たされ、死を強要されている」とし「貧しい人々を死ぬしか ない現実に押していく誤った政治と偽りの公約乱発を知らせ、私たちの立場を 拡大する闘争を展開しよう」と明らかにした。

全国貧民連合のチョ・ドッキ共同代表は「蘆原区下渓駅、新村などで、不当な 行政に抵抗する露天商と1年以上、障害者の権利のために闘っている人がいるが、 朴槿恵政権は福祉公約をめちゃくちゃにして苦しい人の生存権を踏みにじっている」 とし「資本が権力のこの世を変えなければ貧民の涙もなくならないということを 知り、決意を集めよう」と主張した。

ホームレス行動のイ・ジョンデ、ヌリムボ活動家は道路で死んでいった同僚に 差し上げる文を共同で朗読した。彼らは「彼はまた再起して、お母さんの世話 をしたいという心の暖かい友人だった」とし「熱心に生きたかったが変わらな い現実のために酒を飲む日が増えたある日、その友人は足を滑らせて倒れて、 病院で死を迎えた」と明らかにした。

続いてイ・ジョンデ、ヌリムボ活動家は「その友人を送った後、周辺の人々が 地下道で、スラムで死んでいくのを見ながら、私ももう死ぬと思ったが、私も 人だからそんなように死にたくはなかった」とし「悲惨に死ぬ人にならない ために必要なことは、暖かい情けと実質的な支援」と明らかにした。

民主労総のキム・ギョンジャ副委員長は「われわれは誰もが共に、少なくとも 人間としての権利と尊厳を享受して暮らせる世の中を夢見るが、自然にそんな 世の中にはならない」とし「民主労総がこれまでここに集まった人々が望むよ うに闘争できず申し訳ない。貧困撤廃の日を起点として貧困撤廃要求を共に叫 ぶ下半期闘争を展開する」と強調した。

参加者たちは、△家は人権だ! 殺人開発を止めて撤去民を暮らせるようにしろ! △露天商は不法ではない! 露店生存権を勝ち取ろう! △障害等級制を廃止して 障害者差別を撤廃しよう! △野宿者は不法ではない! 烙印と嫌悪を中断しろ! △貧困層への烙印と排除を中断して統合的な支援を実施しろ! △扶養義務制を 廃止して基礎法改悪を中断しろ! △貧しい人々を殺す貧困を撤廃しよう! といった内容の闘争決議文を朗読してこの日の貧困葬儀を終えた。

▲保健福祉部から出て、行進する参加者

貧困葬儀を終えた参加者たちは午後4時からデモ行進をした。1時間ほど行進し た参加者は、市庁広場でハンスト中の全国教職員労働組合の座込場を連帯訪問 した後、大漢門に到着して整理集会を進めた。

この日の整理集会で金属労組双竜車支部のキム・ジョンウク事務局長は「道路 で5年間野宿し、社会弱者は自然に作られるのではなく、この土地の資本と権力 により、弾圧、差別されてできるということを知った」とし「『一緒に暮らそう』 という名前でここに座り込み村ができ、双龍車、竜山、江汀の人々が共に闘争 した場所だ。共に集まり、権利を語り、この土地の正義を取り戻す闘争の場を 作ろう」と主張した。

竜山惨事遺族のユ・ヨンスク氏は「生きるために上がった六人の虐殺を行った 警察庁長官が、堂々と公企業の社長になった」とし「龍山惨事の真相を糾明し、 責任者の処罰を要求するために力を貸してほしい」と明らかにした。

参加者たちは、障害者差別、扶養義務制、不平等、強制退去などと書かれた刃 を壊すパフォーマンスをした後、舞台の後に用意された焼香所に献花して この日の整理集会を終えた。

なお、1017組織委には全国障害者差別撤廃連帯、貧民解放実践連帯、全国貧民 連合、ホームレス行動など57団体が参加し、753人が貧困葬儀葬儀委員として共 にした。(記事提携=ビーマイナー)

▲闘争決議文を朗読する参加者たち

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-10-19 12:34:24 / Last modified on 2013-10-19 12:34:24 Copyright: Default

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