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「最低賃金、少なくとも家賃を払ってコメが買えなければ」

最低賃金で暮らす大学3年生

イ・ミンジン記者 2013.06.26 11:22

[出処:蔚山ジャーナル]

大学3年のチェ某氏(20)は昨年の冬、5か月間コンビニエンスストアーでアルバイトをした。時給は最低賃金にならない4800ウォンだったが、チェ氏は下宿から5分の距離で、間食費もあり、不満なく働いた。

店主と家族が運営するコンビニで、お母さんのような店主と会い、チェ氏は 気楽に働いた。チェ氏は「前、働いていた所はとてもつらくて、お金は少なくても 楽に働ける所を探していた」と話した。

休学中だったチェ氏は三山洞のチャンポン屋で働いていた。週6日、12時間働き、 160万ウォンを取った。1時間当り5500ウォンを越える。四大保険も入っていたが チェ氏はその仕事は時給7000ウォン程度の労働だったと話した。チェ氏は アルバイトだったが、厨房の責任も引き受けた。チェ氏は「工場は一日働く量が 決まっていますが、飲食業は客が多ければ大混乱です」と大変だった厨房の仕事を 思い出した。

チェ氏は最低賃金4860ウォンは少ないと思う。アルバイトが4860ウォンで一日 6時間、週5日間働けば一か月で58万3200ウォン稼ぐことができる。こうして 6か月間貯金しても、400万ウォンを軽く越える登録金を払えない。現行の 最低賃金は崔氏のような自炊生にとっては、一か月の生活費もならないお金だ。

チェ氏は「最低賃金は、少なくとも一人で家賃を払い、コメを買って食べられ るぐらいにするべきだ、ということではないでしょうか」と話した。実際最低 賃金法は第1条にその目的を「勤労者の生活の安定と労働力の質的向上を目的と する」と明示している。チェ氏が言う「一人で家賃を払ってコメを買って食べ られる程度」とは、法が語る「勤労者の生活安定」より低い水準だ。その上、 法は「労働力の質的向上を目的とする」が、チェ氏にはそんな最低賃金法はない。

チェ氏は両親の助けなしで生活するには、一か月に少なくとも65〜70万ウォン が必要だと話した。チェ氏は一か月の生活費として家賃30万ウォンと電気代2万 ウォン、水道料金3万ウォン、ガス代1500ウォンを使う。食費は25万ウォン かかるが、生活がギリギリで後輩に食事もおごってやれない。自炊生たちは 服を一着も買わなくても毎月60万ウォンが出て行く。

チェ氏はコンビニで働いていた時は食費を節約するために店が出す間食費で 食事をして、夜に出る廃棄食品を家に持ち帰り、食べ物を作って食べた。

チェ氏は「最近は10個で3000ウォンを越えて、一度買い物に行けば1万ウォン を越える」と息をついた。(記事提携=蔚山ジャーナル)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-06-26 18:06:30 / Last modified on 2013-06-26 18:06:30 Copyright: Default

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