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済州道江汀村住民会、「文在寅大統領、江汀に100年の対立を作った」

「済州の海を紛争の海にした海軍の国際観艦式反対」

チャムセサン編集チーム 2018.10.12 19:58

済州国際観艦式に参加した文在寅(ムン・ジェイン)大統領が 江汀村海軍基地反対運動をした住民の赦免復権を検討すると話した。 海軍基地のために10年以上、打撃を受けてきた住民にとって朗報になるだろうか? 江汀住民会はむしろ文在寅(ムン・ジェイン)大統領が 今回の国際観艦式で10年の対立を100年の苦痛に育てたと批判した。

江汀村海軍基地反対住民会は10月12日に声明を出して 「文在寅大統領は江汀の半分だけを抱いて行った」とし 「11年間、傷を負って苦しんだ住民をただ踏みつけて過ぎ去った。 10年の対立を100年の苦痛に育てた」と糾弾した。

[出処:キム・ヨンウク]

住民会は今回の国際観艦式で 「初めから2018国際観艦式の開催場所が江汀だったことがわかった」とし、 当初「文在寅大統領の意志」で 「観艦式の誘致に最後まで反対を表明したり参加しなかった住民は 謝罪の対象から除外されたのは、 あるいは当然の結果であった」と提起した。

住民会によれば、11年間海軍基地建設で苦しんだ住民と、 10年近く海軍基地建設反対の戦いに連帯してきた平和移住民たちは、 今回のイベントから基本的に排除された。 むしろ対話から排除された住民は、内地から動員された警察によって阻止されて路上に監禁された。

住民たちはこれについて 「どんな叫びも声も文在寅大統領の動きに届かなかった」とし 「大統領は裏道を通って準備された懇談会場所に向かった」と指摘した。

住民たちは、大統領の「赦免復権と共同体回復事業の約束」についても 「真相調査をして海軍と政府の積弊をえぐり取り、 江汀村の名誉を回復させるという言葉は、 大統領をはじめその場に参加した誰も話さなかった」とし 「これが文在寅式謝罪の実体だった」と明らかにした。

住民会はまた 「この11年間、江汀村を踏みにじった海軍には何の問責もなく、責任も問わなかった」とし 「単に対話と奉仕の要請が全てだった」と説明した。

住民会は続いて 「大統領は外交的協力と対話による平和は一蹴して、 力による平和だけを強調した」とし 「江汀がそのような大洋海軍の前哨基地であり兵たん基地であることを確認する演説文だった」と指摘し 「責任も反省もない形だけの謝罪である遺憾表明をエサに、 誘致を勧める観艦式は江汀村を海洋覇権のための戦略基地にするという宣言だった」と批判した。

住民会は最後に 「われわれは済州が平和の島になることを望み、 江汀村が生命と平和があふれる村になり、 平和の島済州に寄与することを願う」とし 「したがってわれわれは、生命を殺し戦争をあおる済州海軍基地に反対して最後まで闘争する。 文在寅政権の卑劣な態度を暴露して、 韓半島の平和を願う市民とさらに堅く連帯していく」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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