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移住労働組合委員長の連行を糾弾する移住労働者決意大会を開催

アノワル委員長救出と移住労組死守のための決意を確かめて

チョンミンソンminsungch@hanmail.net

去る22日の午後、ソウルの明洞聖堂では、移住労組弾圧粉砕と委員長救出のた めの移住労働者決意大会が開かれた。約300余名を超える参加者は、決議文で 移住労働者労働運動に対する弾圧の中で、むしろ移住労働者等の闘争はさらに 強くなったとし、今後、移住労組委員長の救出はもちろん、全国単位の移住労 働者労働組合の建設に一層拍車を加えると確かめ合った。

午後1時頃、集まった移住労働者と韓国人支持者はピケと横断幕を広げ、トラ メガを持って明洞の街に乗り出した。彼らは市民に「移住労働者労働組合の 正当性」を知らせる広報を行い、一部は準備したビラを市民に配ることもした。

宣伝戦で、移住労働組合の組合員は「17年間、韓国で働いてきた移住労働者に 対し、韓国政府は去る2003年に「5年以上のすべての移住労働者は韓国から出 て行け』と言った」とし、「それで私たち移住労働者が2003年11月15日、明洞 聖堂の入り口で380日間の籠城をしました」と叫んだ。

「それなのに韓国政府からは何も返事がなく、籠城を解かざるを得なかった」 とし、「しかし移住労働者は気を落とさず、去る4月24日には正式に、初の 移住労働者労働組合を設立するに至った」と説明し、「移住労働者は3D業種で 熱心に働いてきたが、韓国政府は不法滞留者だと言って働く権利を奪い、 人間狩りをしている」と訴えた。

*ソウル京仁移住労働組合組合員が道の市民に「アノワル委員長の拘束と移住労働組合の正当性」を知らせるビラを配っている。*

彼らは市民に向かい、「市民の皆さん、私達が家族に責任を負う権利を持てる ように助けてください。私たちも人間で、労働者です。韓国で働く移住労働者 一人一人が、自分の家族に責任を負っています。われわれの権利を保証させる ために労組を作りました。われわれの権利を勝ち取れるように、市民のみなさんが われわれの闘争を支持してくれるよう願います」と叫んだ。

この日の集会で、最初に文化公演をしたヨンヨンソク文化労働者は「私たちが 暮す所はみんな違うが、今、私達が住んでいる所は、まさにこの韓国で、われ われはここでわれわれの役割をすべて果たしている」と話し、「われわれは今、 韓国でみんなが平等になるように戦っている」と話した。彼は「移住労働者の 委員長を連行し、移住労働組合を弾圧するのは進歩勢力に対する弾圧」とし、 これまでの移住労働者の闘争現場で愛唱されてきた「コリアンドリーム」、 「李氏、あんたがした通りにやってやる」、「切実に」などを歌った。

カジマン事務局長は「政府が夜12時に委員長を尾行して暴力連行したことを 『不審検問取り締まり』にかかったと言うのは、とんでもない」としながら、 「労働組合を弾圧するためにアノワル委員長を捕まえたのであって、力強く 集会をしよう」と励した。

彼は「ここでも出入国の職員が写真を撮っているだろう」とし、「だがわれわ れは、韓国政府が労働者の権利を認めるまで戦う」と声を高め、「17日、取り 締まりで手錠をかけられたある移住労働者が、車から逃げようとして出入国の 職員が足に何かを投げてかかとの骨が砕けた」とし、「私たちが共に戦って、 強力な移住労働組合を死守しよう」と話した。

シンスンチョル民主労総副委員長は「首都圏労組を死守するために、雨の中を やって来たみなさんに拍手を送る」と語り、明洞聖堂での籠城を終えた後、多 くの移住労働者同志がまた集まったとして、「この土地の労働者が差別を克服 する方法は、闘争と組織しかない」と話した。シン副委員長は、昨日、非正規 特委の代議員会議で非正規労組が移住労組を加入させるように提案をしたとし、 金属労組の傘下に受け入れることを決議しようとしていると明らかにした。

「まだ小さな力だが、40万の移住労働者を組織して、62万の民主労総組合員と 共に闘争できる日まで、共に闘おう」と話した。

*22日に行われた委員長救出のための決議大会でシャキル職務代行が「後に隠れていないで前に出て戦おう」と組合員を励している。*

全国非正規職労働組合代表者会議のクグォンソ代表は「一昨日、清州保護所の アノワル委員長と面会した。資本家政府は労働者を引き離し、互いに孤立させ る政策をとっており、私たち自らが組織して闘争して希望を作ろう」と話した。

続いて金属産業連盟の京畿地域の律動組「明るい席」は「金属労組が18日に 初めて糾弾声明書を発表し、19日にはソウル出入国事務所前糾弾集会に参加した」 としながら、「‘首都圏移住労働組合を死守するために積極的に支援する」 と話した。また「口だけの連帯ではなく、行動で見せる闘争をする」と約束し、 文化公演を見せた。

地方で地域活動家として熱心に働いているある移住労組組合員は「出入国職員 が食事中にも工場の門を壊して入ってきて、友人を連行していくのを見て胸が 痛かった」とし、40万の移住労働者を必らず組織すると語った。

彼は「われわれは、一人だったら無力で苦しい弾圧を受けるけど、組織された 大きな力で連行された委員長を釈放させよう」と話した。

民主労働党ソウル市党のイサンギュ副委員長も「移住同志の安全な帰宅のため に車が必要なので、全国分会長修練会が終わる前に党のバスを運転して忠北か ら駆けつけた」とし、83年、九老加里峰は多くの労働者で混みあっていたが、 その後労働者たちはいなくなり、以後、建設労資、都市貧民が、そしていまは 中国の同胞が加里峰市場を埋めているとし、安山、ソンスのように、韓国語の 店より中国語の店の方が多いと伝えた。

彼は「全国社内下請け労働者たちの数は11万人で、その数の四倍の40万の移住 労働者が全く同じ仕事をしても、労働者の権利も保証されず、搾取と弾圧の中 で暮している」としながら、「万国の労働者よ、団結しよう」と話した。

彼は「団結する歴史の範囲を全世界の労働者に拡大し、闘っていかなければな らない」と話した。

*380日間の明洞聖堂闘争で誕生した移住労働者文化隊の「全泰壹」が移住労組組合員の前でマイムをしている。*

京畿西部地域建設労組のキムホジュン委員長は「政府は居住移転の自由も保障 しない法を通過させ、今では闘争の芽を摘もうとしている」とし、「しばらく 前に、非正規職建設労働者代表が非正規職の悲しみと実像を知らせようと国会 に行こうとすると道を機動隊が盾で防いだ。政権打倒闘争に進まなければなら ない」と力説した。

続いて安山地域労働者文化隊の「正面突破」が産業研修生制度を内容にした 「労組弾圧粉砕歌」と「拘束同志救出歌」に合せて律動を見せた。

韓国移住人権連帯のヤンヒェウ所長は「しばらく前に仁川で賃金を払うといっ て、訪ねてきた移住労働者を事業主が暴行し、未登録だと言って警察に申告し たことがあった」としながら、担当刑事課長は「現行法上止むを得ない」と話 したと伝えた。彼は「現政府は今まさに発足した移住労働者委員長ひとりを連 行するために30人を送ったのを見ても、どれほど自信のない政府かがわかる」 とし、「すでに移住労働者は勝利した」と話した。

集会が終わる頃、清州外国人保護所のアノワル委員長と電話がつながった。

「アノワルです」で始まった約5分間の電話メッセージでアノワル委員長は、 「用心できずに申し訳ない」、「17年間苦労した移住労働者たち、これまで、 あきらめずに戦い続け、今では正当な権利を要求する資格がある」と言って、 「何にも頼らず、今後、現場で闘って、私たちの権利のために戦い続けなけれ ばならないと思う」と要請した。

「同志たちに会いたい」と言いながら、外で苦労する同志のことを考えると、 この中には何も困難はないと語り、多くの移住労働者が涙を流した。

380日間の明洞聖堂籠城に参加した女性移住労働者のラディカ氏は「子供の母 親であり、女子なので、より多くの困難を知っている」としながら、「しばら く前、友人の移住労働者夫婦が捕りました。そして子供だけが残されました。 この子をどうするのですか? この困難は誰が作ったのですか? 私は出入国など は怖くありません。私たちは隠れていないで、出てきて戦わなければなりませ ん」と訴えた。

ソウル京仁移住労働組合のシャキル職務代行は「14日の明け方、30人の出入国 職員が委員長を拉致した。多くの傷を負い、今清州保護所にいる」と伝えて、 「われわれはこの土地の労働者として労働の権利を要求できる」と話した。

彼は「アノワル委員長がなかで闘争しています。われわれの闘争を通じて労働 ビザを得ることができるはずです。後に隠れていないで、前に出てきて戦わな ければなりません。我らは一人ではありません。社会団体の関係者、学生、 市民、われわれの味方です。労働組合を強くして、私たちの権利を勝ち得なければ なりません」と訴えた。

また「同志のみなさん、がんばりましょう。私たちは犯罪者ではありません。 盗みもしませんでした。私たちはみなん、熱心に働く移住労働者です。われわ れは必ず勝利します。取り締まりのために、多くの同志が道に出てこれずにい ます。それでも、取り締まりの中でも、韓国の同志、移住同志が共に闘って、 アノワル委員長を救出しましょう。そして、私達が切実に願う労働ビザを勝ち 取りましょう」と要請した。

アノワル委員長救出のための決意大会の最後は、パクチュン文化労働者が しめくくった。彼は「17年間戦ってきた移住同志たちは、歴史に残るだろう」 とし、「移住労働者が労働ビザを受け取るために、労働者として、人間として、 扱われていない。勝ち抜いて、勝利するだろう」と話した。

*雨が降る中でも「アノワル委員長釈放のための決意大会」には120余名の移住労働者と200人を超える韓国の支持者が参加した。*

2005年05月24日19:01:31

原文

翻訳/文責:安田(ゆ)


Created byStaff. Created on 2005-05-25 00:25:54 / Last modified on 2005-09-05 05:18:30 Copyright: Default

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